ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

読響プレミア 1月公演の読響✕藤田真央 ブラームス第2番 放送予定

2024-02-19 | ピアノ
先日投稿した、2024.1.10にサントリーホールで演奏された、読響(ヴァイグレ指揮)✕藤田真央さんによるブラームスのピアノ協奏曲第2番が、日本テレビの読響プレミアで放送されます。
とても良かったので、また聴けるのが楽しみです。

放送予定

3月21日(木)午前2:29〜3:54 (20日水曜の深夜)
日テレ

再放送:
3月30日(土)朝7:00〜8:25
BS日テレ

ひと月先なので忘れそうですね。



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NHK Eテレ 追悼 マエストロ 小澤征爾 放送予定

2024-02-18 | クラシック音楽
2024.2.18

昨夜自分のBlogを見たら、過去に私が書いたピアニスト ブーニンのNHK BS放送予定についての投稿にアクセスが100以上あって驚きました。
何かあったのかと情報を探していると、ちょうどその時間に、NHK BSで以前の放送をリメイクした特別編をやっていて、途中から観たのですが、1月初めのサントリーホールで行われたブーニンのコンサートの様子も紹介されていました。コンサートがあったのは知っていましたが、放送予定までは情報を追えません。そのうち再放送があるでしょうね。

ところで、今月、世界の指揮者、小澤征爾さんが亡くなったことを受けて、
今夜、2月18日(日) 21:00~23:30 
NHKのEテレ「クラシック音楽館」で追悼番組が放送される予定です。
2016年10月、サントリーホール30周年記念ガラ・コンサートでウィーンフィルと共演した時の演奏やズービン・メータと共に指揮台に立った演奏等、小澤征爾さんの歴史に残る演奏の模様が紹介されるそうです。

私は1980~90年代に新日本フィルの定期会員になっていたことがあり、友人と毎月東京文化会館へ出かけていたことがあります。
新日本フィルは小澤さんが立ち上げたのでしたね。
小澤さんの指揮で演奏が聴けたのは、数回に一回でしたが、他に、山本直純さん、朝比奈隆さん、井上道義さん等も指揮をされたのを覚えています。
あの頃は、コンツェルトよりシンフォニーを楽しむ傾向にありました。
どの指揮者も個性的なのですが、特に違いを感じたのは、小澤さんが指揮をする日は、オケから緊張の空気が伝わってくる、音の乱れが一切ない。
カリスマ性というのでしょうか。そういうものを強く感じさせる方でした。

小澤さんの指揮で忘れられない曲があります。曲の内容は覚えていません。
プログラムももう手元に残っていませんが、多分、チャールズ・アイブズというアメリカの生命保険会社の経営者が作ったという交響曲(何番か不明)。
各楽器が違うメロディーをバラバラに弾き、はっきり言ってメチャクチャ、騒音にしか聴こえなかった曲です。
その時の小澤さんの指揮が印象的で、指揮台から降りて、それぞれの楽器演奏者の間を周りながら指揮棒を振っていました。
強弱もテンポも情感も何も伝わってこないような曲でしたけど、それでも指揮ができるのか、すごいと思っていました。
今考えると、あのような独創的で複雑な曲を演奏することが、小澤さんやオーケストラの挑戦の一つだったのかもしれません。

小澤征爾さんのご冥福をお祈りいたします。



















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2024.2.7 ワルシャワ国立フィル✕ブルース・リウ

2024-02-08 | ピアノ
2024.2.7

サントリーホールで、3回目のブルース・リウさんの演奏を聴いてきました。
今年は、2021年のショパンコンクールでお馴染みの指揮者アンドレイ・ボレイコさん率いるワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演です。



この日のプログラムの1曲目は、当初ショパンのポーランドの民謡による大幻想曲というピアノのオケの楽曲でしたが、オケだけのルトスワフスキの小組曲に変更になりました。

1曲目が終わると、ピアノがステージに運ばれてきます。
ピアノはFAZIOLI。社員と思しきイタリア系の外国人が2人と日本人1人、ピアノを丁寧に配置していました。
ボレイコさんとブルースさんが登場し、ショパンのピアノ協奏曲第2番の演奏が始まります。

ピアノの場合は1階席前方左寄りを取る傾向にあるのですが、今回はステージの左サイドの2階席しか取れませんでした。
ピアノの鍵盤が正面に見え、ピアニストに背中を向けられる位置なので、あまり良くないと思えたのですが、
ここは1階よりピアノの音響がとても良いことに気が付きました。

コンクールでの演奏から数年経ち、ブルースさんのショパン2番には以前より表情が付いた気がしましたが、技術的な精密さ(芸術分野では精緻と言うらしいのですが)は相変わらず素晴らしい。

演奏が終わると拍手の嵐。1階席の最前列を占めているのもスタンディングオベーションをするのも若い娘ばかり。
指揮者のボレイコさんがブルースさんに、すくにアンコールをするように促します。
ショパン:エチュード Op. 25-1 「エオリアン・ハープ」
これで終わりかと思いましたが、
ブルースさんがタブレットの楽譜を持ってきてピアノに置くと、コンサートマスターのマリア・マホフスカさんが立ち上がり、
ショパン(サラサーテ編曲):ノクターン Op. 9-2を弾き始めます。ブルースさんは伴奏です。
終盤、バイオリンのソロカデンツァが入ると、ブルースさんは足を組んだり、そっぽを向いて帰ろうとする仕草をして慌ててまたピアノに戻るなんて、観客を笑わせてくれる場面もありました。
このデュオ演奏をするために、1曲目のプログラムを変更したのでしょう。

後半は、ベートーヴェンの交響曲第7番イ短調。
ワルシャワフィルは打楽器、金管楽器が上手い。
然し、金管、少し張り切りすぎのような気がしました。
オケによるアンコールもありました。多分、ポーランドの作曲家の作品だと思います。
バツェヴィチ:オベレック

今回のワルシャワ国立フィル✕ブルース・リウの日本ツアーは、2/4大阪公演に始まり、2/11横浜公演で終わります。

2021年のショパン国際ピアノコンクールのファイナルの演奏を行った、あのワルシャワフィルの演奏を生で聴くことができ、幸せな時間を過ごしました。

コメント (2)
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