ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

レッスン:ヴィヴァルディの後は、超高速で無窮動

2020-10-31 | ヴァイオリン
振り返ると、ヴィヴァルディのイ短調第3楽章をひと月以上練習していたようです。週3のペースで貸しスタジオで練習を頑張っているうちに、前回に書いたスキップ式練習法で移弦の難所を克服できていたようです。先週末のレッスンでは、ピアノ伴奏に遅れず速すぎず、躓いて転ぶこともなく、フィニッシュも決まり、遂に〇を頂きました。😂 

その日はヴィヴァルディをピアノ伴奏の仕上げ1回だけでクリアできたので、スズキの教則本第4巻も残り2曲となりました。
次はカール・ボームの「無窮動(Perpetual Motion)」という曲。
カール・ボームという作曲家は知らなかったのですが、19世紀のドイツの作曲家で、元はピアニスト。ピアノやヴァイオリン、室内楽の曲を多く作曲されたようです。
この曲は、16分音符の連続音が続き弾きやすいので、ヴィヴァルディの練習の合い間に、指鳴らしにモデラート位の速度で弾いていたのですが、そんな簡単な弾き方ではないと後でわかりました。
弓は手首だけで動かす。肩、ひじは動かないように固定。
速度はプレスト、超高速。
これらを注意しながら練習を2日続けただけで、肩こり、手首が腱鞘炎になりそう、でしたが…

この曲は本来、スピカート(弓を弦の上で弾ませる方法)で弾かなければならないので、今週のレッスンではその弾き方を習いましたが、これが結構難しい。上手く弾ませるには、手首の動作を練習する必要があります。
仕上げは、いつものピアノ伴奏ではなくヴァイオリン伴奏となり、そのせいもあって妙にノリがよくなり、最後まで高速スタカートの「無窮動」で弾くことができ、一気にクリアしてしまいました。😄 





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レッスン:勢いで弾けた!と思ったが勘違い

2020-10-21 | ヴァイオリン
ひと月前からヴィヴァルディの協奏曲イ短調(通称a-mallというそうです)の3楽章のレッスンに入っているのですが、中間部のソロに手古摺っていて、なかなかクリアできません。(泣)
E線からG線への移弦、下から上への音階を繰り返しながら、次第に音を大きくして盛り上げていくこの曲の山場のソロです。

3回目のレッスン:一度目のソロ弾きでは何とか弾けたような気になっていたのですが、ピアノと試しに合わせた時に、その中間部ソロだけ、弓と運指の速度が食い違い、ピアノの速さに追いつけず、一体何を弾いているのかわからなくなるほどぐちゃぐちゃ。😓 
次のレッスンまでにと、もう少し速く弾けるよう練習していたのですが、調子が出てくるうちに、今度はスピードを出した方が弾けているような(?)気になってきました。
4回目のレッスン:その調子で、レッスン直線の練習では上手く弾けた気になっていたのですが、レッスン中、通して何回か繰り返すうちに、そのソロ部だけは、どうしたわけか指がもつれて弾けなくなっていき、ゆっくり弾くように言われてその通りにするのですが、なぜか譜読みの時よりひどい状態になり泥沼状態。そこで時間切れー…😨 
先生は見抜いていましたね。スピードを上げてその勢いで弾けたとしても、ゆっくり丁寧に弾いてみると上手く弾けないのは、移弦や音階の基礎練習がしっかりできていないからのようです。弾けた!と思っていたのは勘違いだったと。
3回目のレッスンの時に、スタカートを入れてタッカタッカ、スキップをしているように弾く練習をするよう言われたのにやっていなかったので、先週からそれで練習しています。
この年代でもスキップはできるのですが、ヴァイオリンのスキップは苦手です。しかもスラーを入れたり入れなかったりと、難しいです。
結果、普通に弾くと、弓と運指の速度が合ってきたようです。スキップ式、魔法のようです。
もう少しで弾けそうかな(…と勘違いしているのかもしれないけど)
何とか今月中にクリアできますように…
近所のスタジオで早朝練習、頑張っています。😊 


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レッスン:ヴィヴァルディ協奏曲イ短調・緊張の連続

2020-10-04 | ヴァイオリン
ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第1楽章には、16分音符+2音スラーの連続技のソロ小節が3回出てきます。
流れるように弾ければ見せ場となるのですが、3回も出てくるし、比較的速い曲なので、フィニッシュまで緊張しっ放しです。

あるプロの方がこの曲の練習風景を見せているYou Tube動画を見つけたのですが、メロディーを少しずつ切り離して何度も何度も練習していて、とても参考になります。(練習風景なので、楽器を演奏されない方は飽きてしまうかもしれませんので、12′00″あたりからの完成演奏をお聴きください。)

私の場合、調子が出てくるとスピードアップしてしまうので、遂にメトロノームを使用することにしました。弓にアクセントをつけながら拍と呼吸を合わせて練習をしていたら、メトロノームなしでもスピードを抑えられるようになりました。

2回目のソロの見せ場には、G線からA線への移弦が入って来る難所があり、指の動きと弓のタイミングが合わずかなり苦労しました。この動画の9’50″あたりで弾いていますが、プロでも苦戦するくらいですので、レッスン歴1年半ほどの私が相当練習に苦労したのはご想像できると思います。

結局、ここの部分、レッスン中のソロ演奏の時は必ず躓いていたのですが、最終的にピアノ伴奏と合わせた時に、なぜか上手く弾けたのです。
奇跡かまぐれでしょう!😀 



次回は、現在奮闘中のヴィヴァルディ協奏曲イ短調の第3楽章へ行きます。



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