ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

チャイコフスキーに挑戦 いつになったら完成するの?(完)

2022-11-06 | ヴァイオリン
8月下旬から始めたチャイコフスキーの「カンツォネッタ」、ついに10月末のレッスンでOKをいただきました。
貸しスタジオを1時間半✕2回借りて、にわか集中練習。
毎回躓く難しい小節は、メトロノームを鳴らし続けて、滑らかに弾けるようになるまで、何度も繰り返し…頑張りました。

レッスン当日。
最初にソロで弾きますが、その日に限って肩当ての位置が安定しない。バイオリンの角度が曲がっていく。おかしい。案の定、あんなに練習したのに、指がもつれてつっかえてしまいました。
今日もだめか〜、と思っていたのですが、それでもピアノと合わせて演奏してみます。
1回目、テンポが速くなってしまったことでダメ出し。
2回目、バイオリンを肩に乗せた瞬間、やっぱり不安定な気がする。
弾き始めからバイオリンがズレ落ちそうな感覚になり堪えていたため、弓が震えて音が少し弱々しい。
調子が良くない、と思いながらも、最大の難所をピアノのテンポに合わせて、ゆっくり丁寧に弾いて行きます。音程があまりズレず指がもつれることもなく(一方で、肩と腕は、楽器が動いていかないように必死…)、
そして、最後のフラジオレットもきれいに響き、フィニッシュ。
聴いている方は、バイオリンが動くのを堪えながら弓を震わせていたなんて、わからなかったようです。ビブラートがいつもよりかかっているように聴こえていたのかもしれません。
ということで、長かった「カンツォネッタ」、やっとOKが出ました!

とはいえ、もうちょっと上手く弾けたはずなのに、という納得の行かない仕上がり。何が起こっていたのでしょうか。
肩当てのつけ方はいつも通りでした。

原因は、服です。
着ている服の素材や首周りの開き具合、肩当ての肌への密着度等によって、調子が変わるときがあります。
体型隠しの少しゆるめのチュニックは、服が動くと肩当てもズレます。
ピタッとした服を選ぶべきでした。
モコモコの服もNGです。意外と滑ります。
前にも同じことがあった服をまた着てしまいました。
時間が経つと忘れるのですよー…。

折角時間をかけて練習した曲なので、運指を忘れないように時々弾かないといけないですね。











コメント
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