どこにも名物なひと、というのはいるものだ。
この街にも、一部で有名なひとがいる。
ひとりは“パンツおばさん”と呼ばれるひとで、年がら年中うすーいナイロンのパンティー(ショーツでもパンツでもなく)を一枚はいて、大き目のセーターを一枚はおっただけの格好で街中を自転車で爆走している。極寒の2月でも、靴下、ストッキングの類をはくことすらなく、素足のままでサンダルをつっかけて走り回っている。
髪型がこれまた . . . 本文を読む
連日連夜の猛暑。
せっかく水不足を免れたか、とホッとするのも束の間、またも水甕はぐんぐん減りはじめているようだ。
そんな折なので、一滴の水も無駄にはできない、とばかりにベランダ園芸の水やりも工夫して節水に努めている。
ベランダ園芸、といえばどんなにすごいジャングル化したベランダなのかと思われそうだがたいしたことはない。
金のなる木、アロエ、イタリアンパセリ、ワイルドストロベリー、紫蘇、ネギ、ワイヤ . . . 本文を読む
あれもしよう、これもしよう、と計画倒れで終わった三連休。
息子は部活で朝早くから夜遅くまで戻ってこない。
これ幸いと、自分の趣味に没頭できると思っていたが、なんだかんだで時間は過ぎた。
今日は、学生時代の後輩からお誘いがかかり、昼過ぎから出かける。
彼女は卒業と同時に、小学校の教員となりバリバリ働いている。
が、学校の先生に多い、ひっつめ髪に時代遅れのファッションに身を包んだようなタイプではなく . . . 本文を読む
夏気分でTシャツを縫った。
私が欲しい形に近いかなぁ?とワンピースの型紙をTシャツサイズにカットして縫ってみたが惨敗。
ちょっと違うんだな、これが。
ジャガードっていうのも、夏には向かないかも。
口の悪い夫は
「目がチカチカして、余計暑く感じるで。」と酷評。
結局、無印のバーゲンで涼しそうな、欲しい形のTシャツを見つけて買ってしまった。
まぁ、いいよ。
この布はもともとくるみボタンが作りたくて買 . . . 本文を読む
バレエを踊る少女を彫った。
バレエといえば、私はほとんどその世界に触れることなく大人になった。
小学1年の時、母が近くの教室へ入れようと試みたのだが、女の子らしいことより、男の子の遊びが大好きだった私は、激しく抵抗して結局習わずじまい。
その後、4年生の時に同級生の発表会に招かれて、花束や母に持たされたプレゼントを届けに行ったが
その時のシーンが頭に浮かばない、というのはきっと私の琴線には触れな . . . 本文を読む