最近はIPめっき(イオンプレーティング)などより強いメッキのフレームも多いですがそれ以上にカラフルで
きれいなフレームも増えましたね。
メタルフレームの表面処理には大まかに
ほんと大まかにに分けると
メッキとカラー塗装があります。
塗装よりはメッキの方が強いでしょうね。
下地処理などいろいろあるとは思いますがチタンフレームにカラフルな塗装をしているものたちは
長年つかっていると
ぶつかったり、こすれたりして色がところどころはげたりしているフレームも見かけます。
もっともきれいに治す方法は鯖江市のメガネの修理工房へ送って
再メッキ
又は
再塗装して
きれいに仕上げてもらうことです。(きれいになってかえってきますよ)
しかし、金額もさることながら
メガネをお預かりしないといけません。
そこで
当店では
角がこすれたなどといった
いわゆる『擦り傷』程度の剥がれならば
こんな感じで
ちょちちょっと塗って
治したりします。(乾かしたり、色を合わせたりで少々のお時間はお預かりしますよ)
むかし作っていたガンダムなどのプラモデルの塗装のようで楽しかったりします。
応急処置?完璧にきれいとまではいきませんが黒や茶など濃い色ならば
多少の色剥げならそんなに気にならずにいけるのではとおもいます。
あと
ロー付け修理も
近年はきれいに仕上がるし、納期も早くなったため修理工房へ送ってロー付け(メッキなどの剥がれにほとんど影響がないレーザーロー付)してもらうことが多いですが
緊急性のある修理ならばガスバーナーで色は剥げてしまいますが当店でもロー付け修理を行います。
実はロー付け修理はどうやら得意です。
聞くところによるとあんまり皆さんおこなってないようです。
直すよりも
そりゃ、新しい枠を売った方が儲かりますが
修理で対応できる場合も多々あります。
本日もお急ぎのため当店でのロー付けが一件ございました。
当店でのカラー補正や修理などはアフターサービスの一環であるという意味もありますし、壊れてしまった時の対応がしかねるので原則当店でお買い上げいただいたフレームのみの対応とさせていただいております。
近年、低価格でデザイン性の高いフレームが多くなりましたが
フィッティングなどガタつきなおしなども
メガネ業界の私の師匠にあたる方からも言われましたが
『とにかく、さわらないほうがいい』と言われていたりします。
たしかに何度かがたつきを直したことがありますが
やっとこ(メガネ屋さんのつかうペンチのような道具)からつたわる
なんともいえない
金属なのにざらっとした感覚や(わたしだけかも?)
温めるとべちゃっとなるセルフレームなど
メガネ屋的に背筋の凍るような感覚がありましたので
当店ではそのような感覚がないようなものを厳選して販売させていただいております。
(メガネという極めてシンプルな構造で見た目は同じでもけっこうちがいますよ。)