一昨年より、視覚情報センターの田村先生のところで毎月学ばせて頂いております。
検眼においても技術力を高め、両眼視機能も考慮して現在の眼にあわせて「楽によく見える度のメガネ」がいいメガネと思ってやってまいりましたが、「今起こっている現象の根源にアプローチするとともに、今の眼の使い方の先にある未来を予測し予防を考えます。(視覚情報センターのHPより)」といった眼だけなく身体や心のつながりなど本当に根本からの次元の違いに戸惑いもありましたがそれ以上にこんなことがメガネで出来るのかという感動やうれしさ、そしてなによりメガネ屋という仕事に誇りとやりがいを与えて頂いております。
日本におけるスポーツビジョンの先駆者的存在である田村先生。先週、先生が阪急ブレーブス時代から毎年行われている、「オリックスバッファローズの視覚機能検査」に同行させて頂きました。
「壁にランダムに光るボタンを素早く反応して押す」といったど皆さんのイメージされてるいわゆる「スポーツビジョン」も一通り行いますが、ただそのデータを「これだけ早くなった」とか分析して提示するだけでなく、「眼と身体の安定性」、「眼の錯覚による身体の変化」など眼と身体そして心とのつながりを選手に眼の使い方でこれだけ身体に影響して強くなったり、弱くなったりするという体感させてご指導されました。
「よく見えること」を指導されながら「眼に見えない事」を実感させるという実に奥の深い指導をされてました。
今回は本当に良い経験をさせて頂きまして勉強になりました。
これを機に今年からはオリックスバッファローズを応援します。