92歳でした。
よって、明日、明後日は臨時休業させて頂きます。
ご迷惑をおかけします。
先日、通称『ふとんやのおばあちゃん』(私から見て母方の祖母)
がなくなったばかりですが
今回は
『時計屋のおばあちゃん』がなくかりました。
ふとん屋のおばあちゃんは
創業者がおばあちゃんですから
おばあちゃんがお店に出て働く人でした。
時計屋のおばあちゃんは
もちろん創業者はおじいちゃん(すでに亡くなってますが)
ですから
内助の功で
裏でささえる人でした。
ですから
ごはんがおいしい! 料理がとにかく上手でした。
当時は子供(5人)以外にも
時計職人のお弟子さんもいたので今にして思えばたいへんだったと思います。
おばあちゃんの料理はなぜか豚肉は使わなかったイメージでした。
ポークでなくてビーフでした。
だからカツといえばトンカツでなくて
牛カツでした。
たまにおばあちゃんのところでごはんを食べたらでてました。
当時は
御馳走といえば
好きな食べ物といえば
良く分からないけど
『ステーキ』と
答える子がクラスの半数以上を占める時代です。
でもステーキを食べたことがあるかと言うと
あんまりなかったように思います。
『ステーキは素ー敵』なんてダジャレですがとにかく知りもせずに
素敵なものだと憧れたものです。
がしかし、
今にして思えば
たとえかたい牛肉だったかもしれませんが
わざわざ揚げずにそのまま塩コショウをぱぱっと振り掛けて
そのまま焼いてもらったらステーキを食べるという贅沢なひと時を過ごせたのかなあと言う思いと
ステーキを食べるという贅沢を子供の頃しなくて良かったという思いが
同時に思います。
おじいちゃんはお店だけでなく
やたらといろんな役職をもって忙しいひとでしたから大変だったと思います。
明日がお通夜で明後日が告別式となっております。