月の光は
いろんな物語を
私達に見せてくれるのかもしれません。
徐々に胃痛も収まってきた男のもとにも
ようやく眠りの精は訪れたのかもしれません
そんな夜に
楽器の調律をしていた男は
ひとつの音につまづいて
ふくろうが木の枝から声をかけるのも聞こえないようだった。
落ち着かない様子で
部屋の隅から隅をうろうろ歩き
彼は窓の外の森を見た。
月の明かりは仄かに窓から彼を照らした。
彼は質素な木のベッドに横たわり
窓の外を漫然と眺めていた。
時折酷い胃痛がするのも
この音のせいかと訝りながら。
目を閉じると
波の音がした。
揺れる船の底のきしみを思い出した。
波の揺れに身を任せているときの感触を思い出した。
旅に出よう
彼はひとつところに落ち着くことを
望んではいなかったのかもしれない
波も
同じ波は二度とない
流れていく様を見ながら
何一つ変わらぬものなどないのだと彼は呟いた。
とらわれているのは小さな心
そんなとらわれなど何になるのだろう
確かなものは
ただ流れ変わりゆくこと
そんなことを心に反芻しながら
窓の外の森の木を照らす
ぼんやりした月を見ていた。
眠れぬ夜には
一つだけ
一つだけ
ただ、静かなセレナーデを聴かせてほしい。
寝返り打つたび、安いベッドのきしむ音ばかりが闇の中で響く
それよりも
優しいセレナーデを聴かせてほしい。
彼の瞳は
夜の闇の中で
お月さまの光と呼応するように
潤んでいた。
嘘をつかない
本物の気持ちで
創作できることが
誇りだと想います。
不器用でも
なかなかヘンテコだなって想われても構わない。
自分の想いに正直に
あたたかい世界をつくりたい
まっすぐ
そこに向かって作れたら幸せなんだなって想います。
めまいも楽になり
今夜は少しぐっすり眠れそうです。
横になるたびグラグラしてたから
震度4❗🤐
ちょっと怖かったです。
前みたいに救急で運ばれるほど酷くないからまあ、大丈夫です。（笑）
あのときは吐いてばかりで
脳の病気疑われて検査されましたが（笑）
車も運転できず
送ってもらい
本当に嫌な感じの体調でした。
そうなる前にちゃんと休憩して
体調きちんと管理しなきゃですね。
さて
巡回個展ですが
例年なら1月に毎年伺ってました倉敷
今年は3月はじめです。
少しあたたかくなりますから
ぜひともお近くの皆さんは音色を聴きにいらしてくださいね。
このデータは訂正前で
在廊日に訂正あります。
今回は
5日土曜日と、6日日曜日に参ります。
よろしくお願いいたします。
