中学生の頃だったか、店(酒屋)に泥棒がはいった。
母親は配達にいくというので、夕方、部活から帰ってきて、すぐ店の留守番をしていた。
いつもながら お客さんがくると赤外線で”ピンポーン”がなるので、ぼーーと寝ながらテレビを見ていた。
1・2時間たったぐらいに、母親が帰ってくるなり、
””まこと~あんた!!、レジどこやったぁ~!!!どこ、もってったぁ~!!!””
と、すごい怒りちぎって、きた。
いま思えば、どこの世界にレジごと、もっていく息子がいる!???
その時は、このくそババぁ~と思い、”そんなもんしらんわいよ~”と怒鳴りかえした。
見ると、店のレジがおいてあったカウンターの上にレジがなぁ~い!!
ちゃんと、アンカーボルトで止めてあったにもかかわらず、レジごとなくなっていた。
どうも犯人は、数回、店にきて、来るたびにボルトを緩めていってたらしい・・・
警察に電話したら、すぐにパトカーが数台きて、指紋をとられた。
その後、親戚のおっちゃんと、自転車にのって犯人をさがしにいったがみあたらなく、
翌日近くの神社のうしろでレジだけが捨ててあった。
さらに、翌日、北日本新聞にものった。
”レジの中には1万数千円っと・・・・・”(数百万円ではない・・・1万数千円・・・・・ちょっとはずかしかった記憶だけが残る・・・親父になんで、そんなもんで警察に電話した~と怒られた。)
数ヵ月後、犯人は捕まったようだが、1万円ちょっとは帰ってこなかった。
とりあえず、レジをどっかにやったのは、自分ではない。