コロナショックで学術研究全般にも支障が出ているところが。
その中でも図書館休館は個人的に結構痛いところで、WEBにない論文、書籍を読むために時間とお金をかなりロスします。そもそもお金を出せば買える本だけではないですからね。そのように困っているのは私だけでないようで、
「図書館休館対策プロジェクト」が立ち上がっていました。
社会の目がまだここには向いていない。これは広める必要がありますので、レッツ取材です↓↓
(1)まずは自己紹介をどうぞ!
初めまして。「図書館休館対策プロジェクト」発起人の前田麦穂(日本学術振興会特別研究員PD)と申します。このたびは取材して頂きありがとうございます。
(2)どのような活動趣旨なのでしょうか?
私たち「図書館休館対策プロジェクト」は、今般の新型コロナウィルス感染拡大に伴う図書館の休館等によって研究活動の実施が困難となっている研究者のために、図書館休館に伴う代替的支援施策を求めることを目的として、社会科学系の若手研究者を中心に設立されました。
本プロジェクトは、現段階では代表者・所在地・規則定款等を持った組織・団体ではなく、発起人と賛同者(4月29日現在では20名+1団体)から構成される有志の集まりです。
詳しくは本プロジェクトのウェブサイトをご覧ください。
(3)調査結果について教えてください!
本プロジェクトが実施した「図書館休館による研究への影響についての緊急アンケート」について、中間集計結果(4/17~4/23速報値)をウェブサイトで公開しています。ぜひご覧頂ければ幸いです。
・中間集計結果(プレスリリース):https://7a64ccfc-4343-4e56-831b-78b6fa3c99c3.filesusr.com/ugd/f24217_5b8d9dfde9444a07bdd1c2b69a33057d.pdf
・中間集計結果(単純集計表):https://7a64ccfc-4343-4e56-831b-78b6fa3c99c3.filesusr.com/ugd/f24217_9778ada6a4624ecf9d36f827f88d06fb.pdf
緊急アンケートの回答は4月30日(木)まで受け付けており、その後、最終集計結果をウェブサイト上で公表する予定です。こちらもぜひご覧ください。
(4)私も今、研究用の図書が全て自腹で、今月だけで相当な額になってしまいました。私は本業がありますが、収入面で厳しい状況にある学生さんもいらっしゃるのでしょうか?
緊急アンケート(中間集計時点)では、経済的負担による窮状を若手研究者・学生の方からの声も多数お寄せ頂きました。詳しくは上記「中間集計結果(単純集計表)」のp.15「経済的負担」にまとめています。
(5)これがコロナのせいなのかどうかわかりませんが、普段と比べ、海外書籍の一部がなかなか届かない状況です。研究のスピードの観点ではいかがお考えでしょうか?
回答者の多くが、研究活動の進捗の著しい遅滞を懸念しています。海外文献の入手が困難であることについても声を寄せて頂いています(上掲「中間集計結果(単純集計表)」p.15)。
本プロジェクトの調査結果からは、主に人文・社会科学系の研究活動において、研究の実施・継続が困難になっている現状があることが明らかになっています(上掲「中間集計結果(プレスリリース)」pp. 4-5)。
前田様、お忙しい中ご協力ありがとうございました。大変勉強になりました!
学術振興は社会発展のキキモですから、ここで遅れをとる訳にはいきませんね!
SEO対策の観点から、ぜひ↑のアンケート結果のリンクを自分のサイトなどに貼って支援していきましょう!
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みんなラボ(地域障害児教育研究会)のプロモーション動画を作りました!無料版なので広告が入っていたり、音が跳んでいたりすることは大目に見て下さい!内容を見て下さい!(笑)