特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

1分でカナ指導講座⑲復習は線結びだけで再生成績が上がるかも

2025年02月11日 | 研究

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結局のところ、もっとも良い指導方法を突き詰めても、復習が絶対的に必要です。

教育現場で軽視されているのではここで、「初めて○○を学ぶ時の授業」というところにばかり焦点が当たり、望ましい復習の方法が検証されることって少ないんです。

↓以下の文献は漢字指導の物ですが、実は刺激間を線で結ぶ課題を一回やっておくだけで、再生成績が改善することって結構あるんですよね。

https://gssc.dld.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/journal/pdf21/21-097-105-Kawamura.pdf

これを平易に言い換えてしまえば「どう書くか忘れる」のではなく「どの文字だったか忘れる」ということ。

頭の中に文字は入っているが、どの音とセットになるか忘れる、ということ。

もちろん本書ではこの線結びを活用し、最小限の負荷で多重的な復習のプロセスが踏めるように教材がセッティングされています!

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

質問:家庭での使用

質問:鉛筆が持てない

その10

その11

質問:通常学級での使用法

その12

その13

その14

その15

その16

質問:特別支援学校での使用法

その17

その18

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


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