戦前、母が生まれて嫁ぐまでの夢のような世界から地獄の戦争を経て、戦後夫の戦死。
そして再婚の話により最愛の娘との別れ。
徳川家に生まれ、家が背負った重さを子供の頃から教育されており、本人も充分分かって居ても、さすがに娘との別れは母親としてまた女として生涯で特別辛いことであった。
再婚の話は周囲が、本人にはその気がなくとも進められた。
色々話しはあったのだが夫の親友であった人を選び新しい未知の世界に進んで行く。
母の父親慶久は母が生まれる半年まえに脳溢血で37歳の若さに亡くなった。
また母親も42歳で癌で亡くなる。
頼る肉親としては11歳年上の姉であった。
まるで姉ではなく、母親の様な存在であった。
しかし、その姉は高松宮家に嫁いでおり、そう簡単に相談することも憚れた。
再婚の相手は井手次郎。
私の父である。
父は戦中海軍軍医であった。
87歳で亡くなるまで医師として母と暮らすことになる。
医師の手伝いは当時としてかなり壮絶なものであった。
95歳まで母は、高松宮殿下、昭和天皇、井手次郎、姉喜久子妃殿下、兄慶光、一つ違いの姉喜佐子を全て見送ったのである。
この様な、約一世紀に渡る波瀾万丈な自叙伝を描いたものである。
徳川おてんば姫(東京キララ社)
そして再婚の話により最愛の娘との別れ。
徳川家に生まれ、家が背負った重さを子供の頃から教育されており、本人も充分分かって居ても、さすがに娘との別れは母親としてまた女として生涯で特別辛いことであった。
再婚の話は周囲が、本人にはその気がなくとも進められた。
色々話しはあったのだが夫の親友であった人を選び新しい未知の世界に進んで行く。
母の父親慶久は母が生まれる半年まえに脳溢血で37歳の若さに亡くなった。
また母親も42歳で癌で亡くなる。
頼る肉親としては11歳年上の姉であった。
まるで姉ではなく、母親の様な存在であった。
しかし、その姉は高松宮家に嫁いでおり、そう簡単に相談することも憚れた。
再婚の相手は井手次郎。
私の父である。
父は戦中海軍軍医であった。
87歳で亡くなるまで医師として母と暮らすことになる。
医師の手伝いは当時としてかなり壮絶なものであった。
95歳まで母は、高松宮殿下、昭和天皇、井手次郎、姉喜久子妃殿下、兄慶光、一つ違いの姉喜佐子を全て見送ったのである。
この様な、約一世紀に渡る波瀾万丈な自叙伝を描いたものである。
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