晩秋といってもよい気候になっていました.
先週末、ショパンコンクールを夜中に見ながら半袖でアイスクリームを食べすぎました。 それでなくても夜中の分(ポーランドは朝らしいです)は,なるべくいリアルで見て、こちらの午後はアルカスコンクールのレッスンがあるので、アーカイブで見る生活をしていましたら体調を崩しました
ショパンコンクールはすでにファイナリストが決まりました。
アルカスコンクールも優秀賞の子は本選曲の練習に入りますが、奨励賞の子は毎回落ちこんでいます。コンクールによって本選に進める比率、準優秀賞など呼び方も違いますが本選には行けません。納得する説明をしなくてはいけないのですが、私は審査員の下した判断は今まで間違っていると思ったことは一度もありません。
ショパンコンクールで昔、ポゴレリッチが常識外の演奏で予選落ちをしたとして、審査員のアルゲリッチが「あの子は天才よ!」といって降りた話は有名です。ポゴレリッチの演奏は今までの常識からはみ出ていますが、才能は誰もが認めることになりました。コンクールはあくまでも通過点として下されたもので、それから勝負したらいいのです。若いときに魂を注いで、ショパンの祖国でショパンを弾けるだけで、素敵な経験です。挑戦したものだけが味わえる華麗なる戦いが至福の時です。
第3次予選直後の、反田さんと角野さんが語っています。