後半戦。ホームスタートながら、よりによって首位の豊田通商ファイティングイーグルスとは・・。しかし、相手がどこでも真正面からぶつかって1勝を積み重ねたいビッグブルーに期待。
画像は通商のフリースローに望む#33鹿田選手。ベンチのメンバーは集中している・・・という風情ではありませんね(苦笑)。あと少しでゲーム終了でしたから。
ビッグブルー東京 ●79-116○ 豊田通商ファイティングイーグルス
(1勝8敗) 18-29 (9勝)
(44)26-26(55)
(55)11-36(91)
(79)24-25(116)
■スターター
《ビッグブルー》#1長岡、#9佐藤、#13平野、#23亀井、#24押野
《豊田通商 》#1宮崎、#9宮ノ腰、#12竹原、#13ベイリー、#25モーガン
【第1Q】今日は#9佐藤、#13平野が初スターターで出場(^^)。ゲームは豊田通商(以下通商)ボールで始まる。開始20秒に#9宮ノ腰の3ポイントが決まる。嫌な選手が好調さを見せたあと#1宮崎が連取し、再び#9宮ノ腰が決め0-9と通商リードでスタート。開始3分に#9佐藤の2点が決まり2-9とするが通商の#25モーガン#13ベイリーが決め2-13とされる。ここでビッグブルーはチームファールが4つとなり、最初のタイムアウトを要求(残7分22秒)
再開後、通商#12竹原のファールで#23亀井が負傷。#4柳にフリースローも預けて交代。亀井はこの日、ここまでのプレイとなる。柳はがっちり2本を沈め4-16とする。通商は#25モーガンと#1宮崎が次々と得点を重ね7-22と15点差まで離される。ここに来てビッグブルーはやっとエンジンがかかりはじめ#24押野の速攻での得点、#1長岡の3ポイント、#1長岡のアシストで#4柳の得点と残り3分28秒で12-23とする。
通商は#13ベイリーを残して選手交代(#3矢野、#11松藤光、#15黒田、#44阿部)ビッグブルーは#11岩本が#1長岡と交代。
通商選手が温まらないうちに#34松藤が得点を決め14-23とする。その後佐藤と交代で入った#33鹿田が連取したものの、通商も得点を伸ばし最後は#3矢野の3ポイントで18-29の11点差で第1Qを終える。
【第2Q】開始早々#11岩本の3ポイント、#4柳、再び岩本と得点が続き会場を盛り上げる。通商も#3矢野が連取する。得点が25-33の8点差にとなると静かだったベンチからDFコールが湧き上がる。しかしここでビッグブルーはファールを連発、フリースローなどで30-42にリードを広げられてしまう。#13平野の3つ目のファールがコールされた残り4分37秒に2回目のタイムアウトを要求。
タイムアウト後、ディフェンスが息を吹き返し得点も決まり始める。#1長岡の3ポイント、シュート、#11岩本の3ポイントで38-45と7点差まで追い上げる。対する通商は#9宮ノ腰の得点が決まり始め、ビッグブルー#1長岡が24秒ギリギリに決めたものの#11岩本#9佐藤が3つめのファールをとられ、44-55の11点差に離され前半を折り返した。
【第3Q】
《ビッグブルー》#1長岡、#4柳、#9佐藤、#13平野、#24押野
《豊田通商 》#1宮崎、#9宮ノ腰、#12竹原、#13ベイリー、#25モーガン
#13ベイリーの得点で44-57に。開始1分で#1長岡にアクシデントがあり急遽#11岩本に交代。得点につなげられないビッグブルーに対して好調の#9宮ノ腰が加点し、開始2分40秒#4柳が得点を決めた時には46-64の18点差まで広がる。開始4分で#9佐藤#11岩本がファール累積4になるとチームファールも5に、得点は47-75の25点差まで大きく離され、ビッグブルーはタイムアウトを要求(残り5分20秒)通商はフリースローを決め47-74となる。
第2Qのような追い上げを期待したい。
#11岩本の連続得点で5点を追加、通商も#1宮崎の得点があり52-77に。ここで#1長岡が#24押野に替わりゲームに戻る。積極的に攻撃するもののターンノーバーが続き24秒バイオレーションと苦戦。#4柳が得点するも通商#3矢野、#33砂原が得点を加え、55-91の36点差で最終クーオータへ。
【第4Q】ファール累積が多くなったビッグブルーがどこまでDFでプレスをかけられるか厳しい第4Q。57-91、#9佐藤の得点で始まる。
交代した#8末松が3ポイント#15園が得点を決めるが、通商は#33砂原が3ポイントを連続して決めるなどで65-104と100点台に乗せる。終盤交代した#7マティケも連続得点を決めたものの77-116でゲームを終了した。
●スタート時点で大きく離されながらも8点差、7点差と追い上げを見せた第2Qは選手観客とも一体感を持てるバスケットの楽しさを感じていたのではないだろうか。通商#13ベイリーは得点こそ11点だが、リバウンド・スティール・アシストなどオールマイティーな戦力で、#9宮ノ腰#1宮崎が効果的に得点し、控えの選手の得点力も高く、通商の無敗の強さを思い知らされたところもある。
ビッグブルーもターンノーバー23、フリースロー成功率82.4%という数字は見せ所があったということを裏付けている。惜しむ点はオフェンスリバウンドがとれないところと、シュードで行かずに相手ボールになってしまうところ、そしてシュートの決定率。これは追い込まれた状態で打たざるをえないことが多いというのもあるのかな・・・。
結果は本当に無残に見えるけれど、私はかなり贔屓目なのか、面白さを感じていました。ただ、ホームで勝利を挙げたいということに行き着くチームの思いを考えるとそれだけで満足できないのは当然なのでしょう。ともかく来週の目黒ホームでの栃木戦、またまた対戦相手が上位というのはいったいどういう運命なのか、ビッグブルーの総力を挙げた対戦と今日は大事をとったと思われる亀井さんの活躍も楽しみにします。