電池交換作業時に発見ました。
「劣化したパッキン」です
ゴム性はほとんどなく硬化しています
残念ながら、硬さは画像では伝わりません
ピンセットで軽く押すと「パキッ」と割れます
時計自体にも影響が出ていましたので交換しました。
パッキンの在庫ですが、種類が非常に多く、揃えてもキリがないので、ファイルで管理できる状態を維持しています。
裏蓋パッキンの場合は「直径✕厚み」の組み合わせで取り揃えないといけません。
汎用裏蓋パッキンで100種 SEIKO純正裏蓋パッキン70種 SEIKO純正リューズパッキン30種
この程度の在庫はありますが、対応しきれないものもあります。
最近の傾向ですと、大きめのダイヤル時計やカシオに多く見られる専用パッキン使用品などは対応自体も難しい印象があります。
パッキンは時計の防水性能維持には欠かせない部品ですので、定期的な交換も効果があります。
当店では電池交換時に確認はさせて頂き、状態によっては交換をおススメしています