こちらはお客様からの頂きものです。
「お貸出し用時計」として復活させようと以前手掛けましたが、上手く動作しませんでした。
ひと月くらいは経過していますが、依頼品が途切れること無く続いていたので手つかずでした。
久しぶりに手掛ける事が出来ました。
前回実施時の反省を踏まえ時間をかけて部品の様子も確認しつつ作業した所、短剣車に不具合を見つけ、洗浄と注油で改善しました。
地板はプラスチックですので、ダボ部の折れには注意が必要です
また一般的な修理作業において「輪列がしっかり穴に入ってスムーズに回転すること」も大切な要素です。機種によっては輪列の入り具合に不安がある事もあります
電子顕微鏡が活躍します
この画像まで拡大出来るので、穴や穴石に軸がしっかり入っていることも認識出来ます。
この輪列の確認出来ること自体、作業している私にとっても非常に心強いことで、助かっています
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