同じ時計の修理依頼が同時に来ることはあまりありません。
今回のように同じ機械が二組同時依頼です。非常に珍しいですね。
依頼があると、間違いの無いように普段よりも慎重になります。
A=A‘ B=B‘ と仕分けには慎重かつ分かりやすいようにしています。
緊張しなくてはならない理由として、ケースやバンドには固有の刻印がありますが、ムーブメント側には機械の番号だけで、個体識別の手掛かりになるとすると、文字板裏側の印字くらいになります。
事前の調査と、仮に個数(双子から三つ子)増えたら、全ての工程を終了させてから、次の機械へと仕方を変えなくてはいけません。
やはり人気あるブランド品なので、重複することもあろうかと思います。
でも同時に双子が2組、緊張します。
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