リューズパッキン交換です
触ると非常に硬く弾性がなくなっています。現時点でパッキンとしての役割は果たしていない状態
パッキン外します 外すと言っても「割る」に近いかもしれません
カチカチでした。もう半分は割れた勢いで紛失
パッキン入る溝もキレイにします
間違って切れないようにパッキン入れます
無事パッキン入りました。小さい部品ですが時計の防水性維持には非常に大切な部品です。
SEIKO社製品であれば、品番等で純正のパッキンを見つけること出来ますが、他社製品だと難しいです
残る作業はグリース塗布し、ムーブメントへの差し込みです
過去動画もありました。気になる方はご視聴下さい
リューズ.裏蓋パッキンの交換作業
セイコードルチェ、リューズ.裏蓋パッキンの交換しました パッキンの種類はかなり多くあります。 当店ではリューズパッキン４０種以上 裏蓋パッキ...
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エルメスのお品物です 分解掃除のご依頼です
２針、３時位置カレンダー付です
文字と針のバランスも良く全て中央部を下に見立てていますが（６）だけ上下逆になっています
５.６.７の並びを見て頂くとご理解いただけるかと思います
【エルメス時計の歴史】エルメスが最初に時計を制作したのは、当時主流だった懐中時計にレザーストラップを装着させた「ブレスウォッチ」です。1920年には本格的な腕時計製作にも参入し、ジャガー・ルクルトやユニバーサルなどスイスの時計メーカーと提携。1978年にはスイスのビエンヌに時計製造のための子会社「ラ・モントル・エルメス」を設立。エルメス（HERMES）の頭文字である”H”をモチーフとした「Hウォッチ」やアルソー、クリッパーなどの名作腕時計で成功を収めます。革製品や時計、ジュエリー、香水、食器に至るまでさまざまなアイテムが世界中で愛用されているエルメス。しかし現在でも馬具工房がルーツであること表す「四輪馬車」と「従者」のロゴを採用し、創業時の精神を受け継いでいます。
ムーブメントはETA955.112です
これから修理します
本日お休み頂いております。
朝から義母の施設へ届け物に行きました。いつもは「届ける」だけで、義母とは会わずに帰ることに努めていました。
施設入居に際して義母との行き違いもあり、私に悪い印象持って、その時の記憶が甦り施設の方に迷惑掛かると困ると思っての対応でした。
今日は施設訪れた際に「会っていかれますか？」「ガラス越しですけどね」と職員の方に声かけてもらい義母と久しぶりの面会、会ってこちら側親族の様子などお伝え出来ました。帰りがけ義母が温和な表情で振り返り、手を振ってくれた時はうれしさのあまりちょっと泣いてしまいました･･･
義母が入居してから一年半経ちますが、やっと自身の心持が落ち着いたような気がします
改めて施設職員さんには感謝したいと思いました
セイコークレドールのお品物です
分解掃除のご依頼です
３針 文字板中央部には模様が入っています 手の込んだ作りです
【CREDOR歴史】1969年以降、セイコーは「高級化」という時代の要請に応えるため、18K、14Kなどの貴金属を使った「特選腕時計」シリーズを発表。そして、1974年に「特選腕時計」シリーズはグループ化され、「セイコー クレドール（CRÊTE D'OR）」と名付けられた。「CRÊTE D'OR」 はフランス語で「黄金の頂き」という意味。セイコー クレドールはこの名に相応しく、ムーブメントはもとより、針１本、メタルバンドのひと駒に至るまで、金、プラチナなどの貴金属を中心とした厳選された素材だけを使用し、熟練した技能者の手で、ムーブメントから外装まで、すべて手間と時間を惜しまず、常に最高級の品質を守り、多くを造らず、丁寧に心を込めて造られている。
ムーブメントは4J81 クレドール専用ムーブメントと言っても良いかもしれません
専用ムーブメント存在する時点でセイコー社の気合が感じられます
これから修理します
今週何回かご紹介のタグホイヤーですが、全体的にキレイになりました
バンド全体
駒接写
裏蓋のキズ取り除き
それぞれ変化がわかるかと思いますが、今回比較的上手くいったのは、技術的なことよりも、タグホイヤー品質（素材）の良さが主要因だと思っています。
元々のお値段が非常に安価な商品では、素材の構成要件が異なるので同じ作業をおこなっても良い結果が出ないと思います。
このような作業を通じて改めてブランド価値を知ることが出来たような気がします
本日ご依頼の電池交換にて『電池の液漏れ』ありました
うっすらと白っぽい粉状のものが見受けられます
乾燥しきっていますので、液漏れしてからそれなりの年月が経っているようです
本来の状態はこのような感じです
違いが判るかと思います
今回ご依頼品は、修理費用や経年劣化具合等考慮して、電池交換はせずに「記念のお品物として」保管頂くことおススメしました
過去記事の引用ですが電池液漏れの詳細です
液漏れについての説明です
液漏れ（漏液）の原因としては「過放電」によるものが多いです
「過放電」とは、電池電圧が時計を作動出来ない量（＝電池切れ）になってからも放電している状態のこと。
「過放電状態」になると電池内部に水素ガスが発生し、その水素ガスによって内圧が上昇し膨らみます、膨らんだ電池がそのまま軽度でも、破裂若しくは破損してしまうと、入っている機械やユーザーの人体に被害が及ぶ可能性ありますので、安全弁（微細な穴）から水素ガスを放出し電池の破裂を防ぎます。
その時に電池のアルカリ液も同時に放出され、リード板を伝ってムーブメント内部にアルカリ液が流れ込み、回路等の部品に不調をきたします。
電池自体の変化としては①電池切れ ②電池自体の膨張 ③破裂防止のため内部水素ガスとアルカリ液の放出 ④当初は液体 ⑤時間経過とともに乾燥し粉状へ
また、リード板がアルカリ液によって腐食し、接触不良起こすこともあります。
時計が止まっていたら早めの電池交換おススメしています
タグホイヤーのお品物です
裏蓋のキズが気になります キズの深さは様々ですが、比較的浅いキズが多くキレイになるような気がしましたので作業開始します
拡大しました。色々な方向のコキズがあるのが判るかと思います
今回はリューターにヤスリを付けての作業となります
「粗目」から始めて「中目」「細目」と順番を追って作業します。
今回のような複数のコキズに対しては、一方向からの作業ではなく敢えて様々な向きで作業を行い全体をうっすら削り取る感じでの作業の方が仕上がりが良いです
当初は「ツヤ」のある裏蓋ですが、想像していたよりもキズが消えたので、やや艶消し状態で終了します。
コキズもほぼ取り除くことが出来ました
バンド洗浄のご依頼ですが変色が見受けられましたので、事前に簡易的ではありますが予洗いが必要と思いました。
使用するのは「真鍮ブラシ」です
日頃から良く使用する道具で真鍮製ですのでケースよりは柔らかい素材なのでケースやバンドにキズ付けることはまずありません。
右側４コマを集中してブラシ掛けしました
効果出ているようです ツヤが戻ってきました
ヤスリ掛けするとメッキ剥がれの恐れが大いにあるので、我慢してブラシ掛けします
中留め部もうっすら汚れあります
こちらはステンレス合金なので遠慮なくブラシ掛け出来ます
こちらも効果あったようです
全体をブラシ掛けしたらいつもの超音波洗浄機にて洗浄開始です
腕時計金属バンド洗浄動画です
金属バンドの洗浄動画です ５日程度お預かりしています お客様には喜んでいただくこと多いです ホームページも是非ご覧ください 富屋時計店ホー...
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