EBELのお品物です 分解掃除のご依頼です
2針、3時位置カレンダー付 ジョイント巻き芯ですので、リューズは外れています
文字板の模様も特徴的です
通常の巻き芯は一本で構成されていて機械をリューズ巻き芯が内部に刺さった状態で「回す」動作にて針回しやカレンダー日付変更等操作しますが、ジョイント巻き芯は途中で分かれるように出来ています。押し込むことで喰い合い簡単には外れません。操作は通常通りに行う事出来ます。
ジョイント巻き芯採用される時計は、ケースに特徴ある商品が多いです。
今回のEBELのお品物は裏蓋がありません、その代わり前面のガラス側から開け閉め行います
強く引っ張ることでジョイント部が外れます
【EBELの歴史】「時の建築家」とも呼ばれるエベルは、1911年創業。
エベルの名は、私生活でもビジネスでもパートナーだった一組の男女に由来します。二人の名前ユージン・ブルームとアリス・レヴィ「Eugene Blum Et Levy」の頭文字を取り、エベル(EBEL)と名づけられました。アリスとユージン・ブルムのインスピレーションによって、信頼性の高い洗練された時計が製作され、エベルはやがて人々の注目と称賛を集めるようになりました。
EBELでは珍しいETA社使用品955.411です。
これから修理します