この間の土曜日に、2007年ジロが無事終了しました。
第7ステージ以降、全然書いて無かったので、
あれ?観てないの?と思われたかも知れませんが、
そんな事は有りません! ちゃんと全部観てましたよ~
暇が無く、少し間が空いてしまい、書く量が多くなったので、
サボっていただけです…(汗)
と言う訳で、終了したので、8ステージ~をさらっと総括します。
レースの展開とかは、Jスポーツのページや、サイクリングタイムとかで読んで頂くとして(汗)
こっちではネタ的な物を中心にお届けします。
結果は、筆者も開幕前に優勝候補の一人にも数えて居た。リクイ瓦斯の、ダニーロ・ディルーカが総合優勝(マリアローザ)獲得で幕を閉じました。
総括的に言えば、ちょっと戦前の期待が大きかっただけに、物足りない感じかな?
と言う感じです。
想像では、もっと群雄割拠的、白熱のジロだと思っていたのですが、
蓋を開けてみたら、チームとしてのリクイ瓦斯と、ディルーカの磐石さで、
途中マリアローザを手放す場面も有ったが、それも作戦の内、
と言う事で、殆どディルーカ(しいてはリクイ瓦斯)のブッチギリ状態(第12ステージのチマコッピ以降)でした。
もう一つは、筆者的優勝候補筆頭の、サヴォルデッリが、今年の異様なツルツル路面での大量落車の影響で、
勝負処で力を発揮出来なくなり、チームオーダーでリーダーを交代してしまった事。
等も有ると思います。
しかし、逆に予期せぬ発掘も有りました!
それはCSCの、驚異の21歳ルクセンブルク人、アンディー・シュレックの大活躍!
お兄ちゃんのフランク・シュレックも若手有望株と言われ、昨年のツールでも大活躍でしたが、
そのお兄ちゃんも超える程の逸材でした。
だって、21歳で各有力優勝候補に喰らい付き、またはそれらを負かして、
総合2位ですからね。
レース終盤、ディルーカを倒せる可能性が有るのは、彼だけ。
って言う状態に成ったのだから、これは凄い事だと思いました。
それに、サヴォルデッリの代わりに急遽リーダーに就任した、マッツォレーニの頑張りや、
サウニエルドゥバルの燻し銀アシスト、ピエポリの頑張りや、
ジャパンカップ2006の覇者、リカルド・リッコの活躍。
不調だった、イタリアのスプリント王、ペタッキのジロ5勝の完全復活等、
何だかんだ言っても楽しめました。
他には、アルカンシェル(世界選手権覇者ジャージ)保持者の、パオロ・ベッティーニが、
多数のステージで上位にゴールして居るにも関わらず、
結局今年のジロでは一回もステージ優勝出来なかった。
と言うのもドラマですね。
特に8ステージなんかは、集団ゴールスプリントでは、ピュアスプリンターにやられてしまう、
と言う今までの展開を見て、大人数のエスケープグループを形成して逃げて、
ゴール前のスプリントでも、驚異の追い上げを見せて、やった!優勝だ!!
と思ったら、彼の後ろをスリップストリームを使ってピタっと付いて、
ゴールだけ頂きます!って感じでCSCのアルベセンにやられちゃった時には、
「やってらんねぇーよ!」って感じで呆れてた(と言うか怒ってた)し、
あれは本当に惜しいし、気の毒でした。
しかし、こう言うネタも有って面白かったですね。
ネタと言えば、一番のお笑いネタは、やはりビノッティーの顔射!!
中盤、リクイ瓦斯からマリアローザを譲られて居た彼は、
名誉のマリアローザを数日間着る事が出来た。
そんな中、それを手放す一日前位の表彰式で、実況が、
「彼もだいぶマリアローザのシャンパンファイトにも慣れたでしょうから、
そろそろ地味なシャンパンファイトじゃ無くって、変わった派手な奴やって欲しいですね。
もう顔面に浴びせちゃう位の…」と言ってたのですが、
そうしたら、なかなかシャンパンの栓が取れなくて、必死に開けようとしたら、
突然抜けちゃって、ハプニング的に、ドピュッって顔面にひっかかってしまったんです。
まさにアダルトビデオの顔射物みたいな映像で、事前の実況の前振りも有ったもんだから、
最高に笑っちゃいました(笑)
あと、友人にサイクルロードレースでは補給が有って、
レース中に、走りながら選手は食事を採るんだよ。
と言う話をしたんだけど、友人は
「食事って言っても、固形ブロックとか、栄養ジェルとかじゃ無いんですか?」
と言ったんだけど、筆者が「確かにそう言う物も多いけど、普通にパンとかバナナとか、食べてるよ。」
と教えたら感心してたので、それ繋がりで補給の面白ネタを書くんだけど、
あるステージで、凄い猛暑の時が有ったんだよね。
その時なんかは、まだ勝負が本気に成っていない時点のプロトンでは、
ベッティーニとかが、余裕でペロペロアイスキャンディー(ガリガリ君みたいなの)
を食べて悦に浸ってたなぁ~…
って事が有ります。
こう言う話をしたら、本当に普通に食事してるんだな?
って言うのが解ってくれたと思います。
日本人のフミとかも、もしかしたらレース中おにぎりとか食べてるのかな?
食べてたら面白いのになぁ~(笑)
他には、17ステージ、ジロ最後の超級山岳ゴールで、
サイクルロードレース界では有名な観客”悪魔おじさん”。
(悪魔のコスプレをして、欧州中のビッグレースに出没する名物おじさん)
彼の大活躍!?も笑っちゃったね。この激坂を逃げ集団が一生懸命上って居る時に、
おじさんが沿道に現れ、(凄い坂だから)ノロノロと上る集団の中の、
チェラミカの選手に、励ますつもりだったのか、
手に持ったさすまたを手渡すんだけど、坂を登るには何も得る所が無い武器なので、
貰った選手も???状態。そして!!!と我に返って、「要らねぇーよ!」
とばかりにおじさんに投げ返して、返されたおじさんがショボーン…
としてる映像は傑作でしたね。
ちなみに、このステージは、サウニエルのコンビが見事にステージワンツーフィニッシュ!
ピエポリの献身的なアシストと言う活躍と、優勝候補だったジルベルト・シモーニの面目躍如なステージでした。
終盤の、19ステージでは、エウスカルテルからサウニエルに移籍した、
バスクの英雄イバン・マヨが復活?のステージ優勝でした。
このblogでも、毎年ツール前では彼に注目!と書いて来て、
いつも見事期待を裏切ってくれて、去年には流石にもう注目しない様にしよう!
と冷たく思った訳だけれども、そんあ彼が見事な逃げでステージ優勝!
まぁ、まだ復活出来たかどうかは未知数なので、評価は微妙ですが…
でも、そんな彼が久々に活躍してくれたのも、嬉しいですね。
あ、あとネタと言えば、これはニュースにも成っちゃったらしいんだけど、
ジロのお陰(せい)で、不倫がばれてしまった。
と言う間抜けなおじさんが居ましたね(苦笑)
ジロとか、こう言うメジャーなサイクルロードレースには、TV中継でヘリのカメラが有るんだけど、
このカメラが、コース沿道の景勝地とか、観光地を、レースで横を通っている時とか、
選手がゴールした後に、良く映して居るんですが、
とあるステージのゴール地点の、街のビーチで、
不倫相手とバカンスしてたらしくて、それを”バカンスに来てるカップル。”
と言うアングルで、映されちゃったんですねぇ~…
そしたら、そこはジロ。期間中はイタリアではサッカーを凌ぐと言われる程のイベントなので、
イタリア中の人が観てる訳です。
それで、親戚にその映像を見られてしまい、
「おーあいつが映ってるぞ! あれ?あの横に居る女は誰だ!?」
と言う感じで、奥さんにバレちゃったらしいです。
でも、このおじさんも間抜けで、何とヘリが浜辺に来た時に、
このヘリに向かって手を振っちゃってるんです…(汗)
そりゃーカメラにスッパ抜かれる訳だよ(苦笑)
そんなこんなでネタ満載のジロでした。
あ、後ね。優勝したのは、ダニーロ・ディルーカだった訳だけれども、
ダニーロって言うと、都民統一志向Jクラブを応援して居る人にとっては、
あの、不思議系ブラジル人のダニーロを思い出すけど、
あのクラブのサポーターは、彼のコールを、ダ・ニーロ!ダ・ニーロ!
とコールしてたけど、今回、ジロの表彰式で、サッカーの本場、イタリア人がする
本格派のダニーロコールの仕方、正しいダニーロコールが解ったのも収穫だ!
正しくは、「ダ!ニ!ロ!ダ!ニ!ロ!ダ!ニ!ロ!」
が本当みたいです。 本当か!?
第7ステージ以降、全然書いて無かったので、
あれ?観てないの?と思われたかも知れませんが、
そんな事は有りません! ちゃんと全部観てましたよ~
暇が無く、少し間が空いてしまい、書く量が多くなったので、
サボっていただけです…(汗)
と言う訳で、終了したので、8ステージ~をさらっと総括します。
レースの展開とかは、Jスポーツのページや、サイクリングタイムとかで読んで頂くとして(汗)
こっちではネタ的な物を中心にお届けします。
結果は、筆者も開幕前に優勝候補の一人にも数えて居た。リクイ瓦斯の、ダニーロ・ディルーカが総合優勝(マリアローザ)獲得で幕を閉じました。
総括的に言えば、ちょっと戦前の期待が大きかっただけに、物足りない感じかな?
と言う感じです。
想像では、もっと群雄割拠的、白熱のジロだと思っていたのですが、
蓋を開けてみたら、チームとしてのリクイ瓦斯と、ディルーカの磐石さで、
途中マリアローザを手放す場面も有ったが、それも作戦の内、
と言う事で、殆どディルーカ(しいてはリクイ瓦斯)のブッチギリ状態(第12ステージのチマコッピ以降)でした。
もう一つは、筆者的優勝候補筆頭の、サヴォルデッリが、今年の異様なツルツル路面での大量落車の影響で、
勝負処で力を発揮出来なくなり、チームオーダーでリーダーを交代してしまった事。
等も有ると思います。
しかし、逆に予期せぬ発掘も有りました!
それはCSCの、驚異の21歳ルクセンブルク人、アンディー・シュレックの大活躍!
お兄ちゃんのフランク・シュレックも若手有望株と言われ、昨年のツールでも大活躍でしたが、
そのお兄ちゃんも超える程の逸材でした。
だって、21歳で各有力優勝候補に喰らい付き、またはそれらを負かして、
総合2位ですからね。
レース終盤、ディルーカを倒せる可能性が有るのは、彼だけ。
って言う状態に成ったのだから、これは凄い事だと思いました。
それに、サヴォルデッリの代わりに急遽リーダーに就任した、マッツォレーニの頑張りや、
サウニエルドゥバルの燻し銀アシスト、ピエポリの頑張りや、
ジャパンカップ2006の覇者、リカルド・リッコの活躍。
不調だった、イタリアのスプリント王、ペタッキのジロ5勝の完全復活等、
何だかんだ言っても楽しめました。
他には、アルカンシェル(世界選手権覇者ジャージ)保持者の、パオロ・ベッティーニが、
多数のステージで上位にゴールして居るにも関わらず、
結局今年のジロでは一回もステージ優勝出来なかった。
と言うのもドラマですね。
特に8ステージなんかは、集団ゴールスプリントでは、ピュアスプリンターにやられてしまう、
と言う今までの展開を見て、大人数のエスケープグループを形成して逃げて、
ゴール前のスプリントでも、驚異の追い上げを見せて、やった!優勝だ!!
と思ったら、彼の後ろをスリップストリームを使ってピタっと付いて、
ゴールだけ頂きます!って感じでCSCのアルベセンにやられちゃった時には、
「やってらんねぇーよ!」って感じで呆れてた(と言うか怒ってた)し、
あれは本当に惜しいし、気の毒でした。
しかし、こう言うネタも有って面白かったですね。
ネタと言えば、一番のお笑いネタは、やはりビノッティーの顔射!!
中盤、リクイ瓦斯からマリアローザを譲られて居た彼は、
名誉のマリアローザを数日間着る事が出来た。
そんな中、それを手放す一日前位の表彰式で、実況が、
「彼もだいぶマリアローザのシャンパンファイトにも慣れたでしょうから、
そろそろ地味なシャンパンファイトじゃ無くって、変わった派手な奴やって欲しいですね。
もう顔面に浴びせちゃう位の…」と言ってたのですが、
そうしたら、なかなかシャンパンの栓が取れなくて、必死に開けようとしたら、
突然抜けちゃって、ハプニング的に、ドピュッって顔面にひっかかってしまったんです。
まさにアダルトビデオの顔射物みたいな映像で、事前の実況の前振りも有ったもんだから、
最高に笑っちゃいました(笑)
あと、友人にサイクルロードレースでは補給が有って、
レース中に、走りながら選手は食事を採るんだよ。
と言う話をしたんだけど、友人は
「食事って言っても、固形ブロックとか、栄養ジェルとかじゃ無いんですか?」
と言ったんだけど、筆者が「確かにそう言う物も多いけど、普通にパンとかバナナとか、食べてるよ。」
と教えたら感心してたので、それ繋がりで補給の面白ネタを書くんだけど、
あるステージで、凄い猛暑の時が有ったんだよね。
その時なんかは、まだ勝負が本気に成っていない時点のプロトンでは、
ベッティーニとかが、余裕でペロペロアイスキャンディー(ガリガリ君みたいなの)
を食べて悦に浸ってたなぁ~…
って事が有ります。
こう言う話をしたら、本当に普通に食事してるんだな?
って言うのが解ってくれたと思います。
日本人のフミとかも、もしかしたらレース中おにぎりとか食べてるのかな?
食べてたら面白いのになぁ~(笑)
他には、17ステージ、ジロ最後の超級山岳ゴールで、
サイクルロードレース界では有名な観客”悪魔おじさん”。
(悪魔のコスプレをして、欧州中のビッグレースに出没する名物おじさん)
彼の大活躍!?も笑っちゃったね。この激坂を逃げ集団が一生懸命上って居る時に、
おじさんが沿道に現れ、(凄い坂だから)ノロノロと上る集団の中の、
チェラミカの選手に、励ますつもりだったのか、
手に持ったさすまたを手渡すんだけど、坂を登るには何も得る所が無い武器なので、
貰った選手も???状態。そして!!!と我に返って、「要らねぇーよ!」
とばかりにおじさんに投げ返して、返されたおじさんがショボーン…
としてる映像は傑作でしたね。
ちなみに、このステージは、サウニエルのコンビが見事にステージワンツーフィニッシュ!
ピエポリの献身的なアシストと言う活躍と、優勝候補だったジルベルト・シモーニの面目躍如なステージでした。
終盤の、19ステージでは、エウスカルテルからサウニエルに移籍した、
バスクの英雄イバン・マヨが復活?のステージ優勝でした。
このblogでも、毎年ツール前では彼に注目!と書いて来て、
いつも見事期待を裏切ってくれて、去年には流石にもう注目しない様にしよう!
と冷たく思った訳だけれども、そんあ彼が見事な逃げでステージ優勝!
まぁ、まだ復活出来たかどうかは未知数なので、評価は微妙ですが…
でも、そんな彼が久々に活躍してくれたのも、嬉しいですね。
あ、あとネタと言えば、これはニュースにも成っちゃったらしいんだけど、
ジロのお陰(せい)で、不倫がばれてしまった。
と言う間抜けなおじさんが居ましたね(苦笑)
ジロとか、こう言うメジャーなサイクルロードレースには、TV中継でヘリのカメラが有るんだけど、
このカメラが、コース沿道の景勝地とか、観光地を、レースで横を通っている時とか、
選手がゴールした後に、良く映して居るんですが、
とあるステージのゴール地点の、街のビーチで、
不倫相手とバカンスしてたらしくて、それを”バカンスに来てるカップル。”
と言うアングルで、映されちゃったんですねぇ~…
そしたら、そこはジロ。期間中はイタリアではサッカーを凌ぐと言われる程のイベントなので、
イタリア中の人が観てる訳です。
それで、親戚にその映像を見られてしまい、
「おーあいつが映ってるぞ! あれ?あの横に居る女は誰だ!?」
と言う感じで、奥さんにバレちゃったらしいです。
でも、このおじさんも間抜けで、何とヘリが浜辺に来た時に、
このヘリに向かって手を振っちゃってるんです…(汗)
そりゃーカメラにスッパ抜かれる訳だよ(苦笑)
そんなこんなでネタ満載のジロでした。
あ、後ね。優勝したのは、ダニーロ・ディルーカだった訳だけれども、
ダニーロって言うと、都民統一志向Jクラブを応援して居る人にとっては、
あの、不思議系ブラジル人のダニーロを思い出すけど、
あのクラブのサポーターは、彼のコールを、ダ・ニーロ!ダ・ニーロ!
とコールしてたけど、今回、ジロの表彰式で、サッカーの本場、イタリア人がする
本格派のダニーロコールの仕方、正しいダニーロコールが解ったのも収穫だ!
正しくは、「ダ!ニ!ロ!ダ!ニ!ロ!ダ!ニ!ロ!」
が本当みたいです。 本当か!?