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麗蘭

2008年06月24日 23時30分31秒 | 音楽
以前、宣言して居た、筆者の好きな音楽アーティスト紹介、第一弾!
は、『麗蘭』の紹介です。

 本当は、違う人が第一弾だったのですが、ちょっとした都合で、
麗蘭を最初にご紹介します。

 この麗蘭とは、名曲、「雨上がりの夜空に」や、「スローバラード」が有り、
最近では、サイクルロード好き芸能人としても有名な、ヴォーカルの忌野清志郎のバンドとして有名な、
RCサクセションのギター、チャボこと、仲井戸麗市と、
 国内屈指の和製ローリングストーンズ的評価の本格派、
ザ ストリートスライダーズのリードギター、蘭丸こと土屋公平が結成した、
伝説のR&Bユニットです。

名前の由来は勿論、二人の名前&ニックネームの、仲井戸”麗”市と、”蘭”丸の、
一文字づつを取って付けられた。

 当時、高校生だった筆者ですが、横文字が多いグループ名が多い中、
漢字二文字の名前って言うのが、逆にインパクトが有り、格好良かったですね。
しかもその漢字二文字が、どちらも日本語の美しい字だと言うのも印象的でした。

 初め、中学時代からの当時の友達が大好きだった、ストリートスライダーズのメンバーが、
ユニットを作る。と言う情報を得て、その友人にその情報を教えようとしたのが、
元々、このグループを知る切っ掛けだった。
(実はRCサクセションの方は、当時正直良く判らなかった(苦笑))
 その後、この蘭丸とコンビを組むチャボの居るRCサクセションを調べたら、
 日本のロック発展期の草分け的グループで、更に当時ニュースで見た、
反核ソングを歌って、その所属レコード会社の、親会社が、
原子力発電所の機器を製造している。と言う関係で、”大人の事情(苦笑)”で、
発売中止に成り、ひと悶着した事でも、存在を知ってたグループだった。
 曲は、前出の二曲は知っていて、筆者も良い曲だと思って居たので、
かなり興味深々と成った。

 初め、このユニットの企画は、お互いの活動休止期間を利用して、
趣味的に楽しもうよ!?的なノリで結成された為、
全国数箇所のみの、ライブハウスでのツアーだけで、終わる計画だった。

 しかし、楽しもうよ!?的なノリが、逆に商業的なものを狙って居ないだけに、
二人が心から楽しんで居る様な演奏なので、とても素晴らしい物に成り、
好評だった。

 そこで、ライブビデオが発売され、それも好評と成ると、
遂にはスタジオ録音による、シングル → アルバムのCD音源発売、
と、トントン拍子で話が盛り上がっていった。

 音楽的には、本格派な二人なだけに、渋いR&Bを聴かせてくれる。
二人以外のサポートメンバーも、
ベースに早川岳晴
ドラムスに村上ポンタ秀一
サックスには、ドクトル梅津こと、梅津和時等、
(梅津和時はトータル芸術評論家の、この方も絶賛されて居ます。)
国内本格派の兵が、ライブツアー、アルバム収録と参加したのです。

 筆者一押しの曲は、1stシングル曲と成った、「ミュージック」も良くって捨てがたいですが、
やはり「今夜もR&Bを…」だろう。
 曲の後半は、二人が敬愛する世界の著名なR&Bのアーティストの名前や、
グループ名を、ただ連呼するだけなんだけど、
それが逆に、「本当に敬愛するこの人達の為に作ったんだなぁ~…」
と言う、熱い想いが伝わってくるので、格好良いんですよ。

 そんな感じの、伝説のユニットなのです。
ちなみに、それだけの二人なので、現在でも、数年に一回は、
不定期ですが再集合して活動して居ます。
是非お勧めなので、一度聴いてみて下さい。


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