日曜日、甥っ子9歳のお誕生日を祝って、甥っ子のリクエストに応えて、人形町にある回転寿司「三崎港」に行きました。
私は「回転しない」お店で食事したいので、なにげに別のお店を誘導したのですが、子供たちのたっての願いに負けました。
私と夫は、お中元選びで日本橋から人形町へ向い、待ち合わせの時間まで、人形町をぶらぶら散歩しました。
「今半」ですき焼きコロッケなど各種買い求め、「人形焼」は閉まってしたので「どら焼き」を買い、
古くからの裏道や路地を探索し、団体外国人観光客のいない人形町は日本橋同様に、居心地の良さを感じました。
時間通り店に入りますと、夕方なのに満席に近く、
「6名で、甥っ子が誕生日で、三崎港で食べたいというものですから」と店員に申しますと、
店員2名が店内見回し、テーブル席は4名掛け用なので、カウンター6名つながりで、席を用意してくれました。
この近くにある塾に通う、11歳の甥っ子も合流し、
この三崎港が子供たちの間で評判だそうで、「このお店は まぐろ が美味しいんだよ」と教えてくれます。
そして、食したお皿の枚数は、夫を上回り、食べ盛りの男の子の食べっぷり、成長に目を見張りました。
「お母さん、高いまぐろを頼んでもいい?」と親の懐まで心配します。
夫は、翌日の仕事を気にして、人形町でお別れしようと考えておりましたが、
甥っ子に「おじちゃん、この後、一緒に、アイスクリーム・ケーキを食べようね、一緒に帰ろうね」
と誘われると、やはり断れません。
私の車と、タクシーに分かれて実家に向いますが、
清洲橋通りの前方で、物々しい数の警察や消防のランプが点灯し、私は規制渋滞を避け迂回しましたが、
夫と9歳の甥が乗るタクシーは、一足先に直進し、現場の横を通過した様でした。
マンションの駐車場で、先着の夫と甥と合流し、
私が「火事かな?」と問うと、
夫が声を低くして「いや、交通事故だ、しかもあれだけの規制を掛けているから、重大事故、恐らく、死亡事故」
私は「もしかして、被害者を見たの?」
夫「いや、救急車で運ばれた後だった、だけど、トイレットペーパーとか散乱して・・・血だまりが・・・」
私「ええっっ!?・・・まあくんは見たの?」
夫「見たと思う・・・」夫も甥も、顔色が青白い。
感受性も鋭く記憶力もある、甥の心に、これは深く残ってしまう、との懸念が一瞬に沸き起こりましたが、
起きてしまったことは避けられない、と思い直し、
甥の二人に向って、「智子おばちゃんが、君たちに自転車を、この辺で乗ることを、禁じている訳が分かった?」
「街中で自転車を乗ると、このような事故に合って、命を落とす。だから、森林公園の自転車コースに連れて行っているのよ」
甥達は口々に「自転車に乗ってないよ」「歩いてサッカーに行っている」と言う。
実家に到着し、甥も気分を変えて、「見て!見て~!これ自分で作ったの!」
大きなカレンダーの裏の白紙に、「おたんじょうかい 席順 」
楕円形のテーブルの席が図示されて、本日の主人公まあくんを中心に
おじちゃんが左、おばちゃんが右 となっています。
これには、智子おばちゃん、ぐっときました。
やたらと甘すぎる、サーティーワンのアイスケーキに、皆で唸り声を上げながら、
「次回は、智子おばちゃんが、用意するわ」ゴディバかハーゲンダッツで探したい。
8時になると、甥たちが「おじちゃん、NHK見るでしょ?」と
大河ドラマ「直虎」で、おじちゃんを更に引き留めようとします。
夫が「まあくん、大河ドラマ見られるようになったの?怖くないの?」
甥「怖いシーンになったら、見ないようにしているの」
甥は殺陣のシーンを恐がって、時代劇を避けていましたし、私たちにも「見ないで」と泣いて訴えた時期もありました。
見終わって、「夏休みにまた会おうね」とお別れの挨拶をしました。
帰り道、夫とも「人形町で 別れないで 良かったね。遅くなっちゃって、申し訳なかったけれど・・・」
もし、そうしていたら、甥のまあくん、おうちに帰って、自分の手作りの横断幕を見て、
誕生日なのに、がっかりした気持ちになったことでしょう。
やはり、一緒に過ごす時間が、最大のプレゼントなのだと思いました。
私は「回転しない」お店で食事したいので、なにげに別のお店を誘導したのですが、子供たちのたっての願いに負けました。
私と夫は、お中元選びで日本橋から人形町へ向い、待ち合わせの時間まで、人形町をぶらぶら散歩しました。
「今半」ですき焼きコロッケなど各種買い求め、「人形焼」は閉まってしたので「どら焼き」を買い、
古くからの裏道や路地を探索し、団体外国人観光客のいない人形町は日本橋同様に、居心地の良さを感じました。
時間通り店に入りますと、夕方なのに満席に近く、
「6名で、甥っ子が誕生日で、三崎港で食べたいというものですから」と店員に申しますと、
店員2名が店内見回し、テーブル席は4名掛け用なので、カウンター6名つながりで、席を用意してくれました。
この近くにある塾に通う、11歳の甥っ子も合流し、
この三崎港が子供たちの間で評判だそうで、「このお店は まぐろ が美味しいんだよ」と教えてくれます。
そして、食したお皿の枚数は、夫を上回り、食べ盛りの男の子の食べっぷり、成長に目を見張りました。
「お母さん、高いまぐろを頼んでもいい?」と親の懐まで心配します。
夫は、翌日の仕事を気にして、人形町でお別れしようと考えておりましたが、
甥っ子に「おじちゃん、この後、一緒に、アイスクリーム・ケーキを食べようね、一緒に帰ろうね」
と誘われると、やはり断れません。
私の車と、タクシーに分かれて実家に向いますが、
清洲橋通りの前方で、物々しい数の警察や消防のランプが点灯し、私は規制渋滞を避け迂回しましたが、
夫と9歳の甥が乗るタクシーは、一足先に直進し、現場の横を通過した様でした。
マンションの駐車場で、先着の夫と甥と合流し、
私が「火事かな?」と問うと、
夫が声を低くして「いや、交通事故だ、しかもあれだけの規制を掛けているから、重大事故、恐らく、死亡事故」
私は「もしかして、被害者を見たの?」
夫「いや、救急車で運ばれた後だった、だけど、トイレットペーパーとか散乱して・・・血だまりが・・・」
私「ええっっ!?・・・まあくんは見たの?」
夫「見たと思う・・・」夫も甥も、顔色が青白い。
感受性も鋭く記憶力もある、甥の心に、これは深く残ってしまう、との懸念が一瞬に沸き起こりましたが、
起きてしまったことは避けられない、と思い直し、
甥の二人に向って、「智子おばちゃんが、君たちに自転車を、この辺で乗ることを、禁じている訳が分かった?」
「街中で自転車を乗ると、このような事故に合って、命を落とす。だから、森林公園の自転車コースに連れて行っているのよ」
甥達は口々に「自転車に乗ってないよ」「歩いてサッカーに行っている」と言う。
実家に到着し、甥も気分を変えて、「見て!見て~!これ自分で作ったの!」
大きなカレンダーの裏の白紙に、「おたんじょうかい 席順 」
楕円形のテーブルの席が図示されて、本日の主人公まあくんを中心に
おじちゃんが左、おばちゃんが右 となっています。
これには、智子おばちゃん、ぐっときました。
やたらと甘すぎる、サーティーワンのアイスケーキに、皆で唸り声を上げながら、
「次回は、智子おばちゃんが、用意するわ」ゴディバかハーゲンダッツで探したい。
8時になると、甥たちが「おじちゃん、NHK見るでしょ?」と
大河ドラマ「直虎」で、おじちゃんを更に引き留めようとします。
夫が「まあくん、大河ドラマ見られるようになったの?怖くないの?」
甥「怖いシーンになったら、見ないようにしているの」
甥は殺陣のシーンを恐がって、時代劇を避けていましたし、私たちにも「見ないで」と泣いて訴えた時期もありました。
見終わって、「夏休みにまた会おうね」とお別れの挨拶をしました。
帰り道、夫とも「人形町で 別れないで 良かったね。遅くなっちゃって、申し訳なかったけれど・・・」
もし、そうしていたら、甥のまあくん、おうちに帰って、自分の手作りの横断幕を見て、
誕生日なのに、がっかりした気持ちになったことでしょう。
やはり、一緒に過ごす時間が、最大のプレゼントなのだと思いました。
ショックなことも大切な勉強になって 楽しい時間良かったですね。
夫の甥たちも小学校の夏休みには毎年1週間泊まりに来て私は
大変でしたが50歳を過ぎた今では
「楽しみでしたよ」と言ってくれます。
良い想い出たくさん作ってあげたいですね。
都会で育った私にとって、故郷の原風景は、両親が生まれ育った福岡県で、父方が筑豊山脈と田園と神社の深い森、母方が博多の都会です。
都心に住む甥たちには、私たちが住む東京の郊外が「田舎」で、庭が「ふるさと」の風景となるようです。