友人のありがたさ

離婚をしてから1年。引越しの時に気がついた。心から感謝できる友人たちがいること。そんな友人たちへのありがたさを素直に実感しありがとうと言える自分がいる。なんて幸せなのだろう！そう思えば思うほど、なぜ既婚の時にそれが出来なかったのか不思議。家族のために友人をなくす？？「結婚」という制度に何か問題があるのだろうかねー？

それはさておき、この引越しは感動の連続だった。
「とんさん、引越しにはトラックを出すよ～！」わざわざ電話をくれた友人。普段忙しく休みも取れない別の友人も「休みを取って引越し手伝うよ！」などと声をかけてくれた。その気持ちが嬉しい。娘のお友達のおかあさんは、せっかくのお休みに娘たちを遊園地に連れ出してくれ、おかげで細かな片づけが済む。「私もひとり暮らしを始めました。快適です。」とさりげない励ましで私を気遣ってくれた友人からのメール。引越し当日は、宅急便やさんに勤める私の初恋の先輩（←もう25年も前のはなし～）が、たまたま近所を担当。引越し荷物を取りに来てくれた。伝票書きを手伝ってくれて「がんばってね！」と言う彼の励ましも嬉しかった。

引越しの朝早く、お世話になったおばあちゃんがお赤飯を炊いて持ってきてくれた。不動産屋さんのSさんも来てくれた。ちょうど一年前、私が群馬の物件を借りるときに大家さんと家賃の交渉をしてくださり、母子ふたりで暮らすなどという厳しい条件だったのに「自分の仕事をもった自立した女性ですから」と大家さんを説得してくださった方だ。私は、その言葉を胸に、1年、なんとかがんばれた気がする。最後に、Sさんが「1年良くがんばったわね。偉いわよ！」と言ってくださった言葉に、ポロリと泣けた。

自分の小さな車にわずかな荷物を積んでの引越し。
埼玉では友人らが待っていてくれた。「お帰り！」その言葉が本当に嬉しかった。「もう渋川に帰らなくていいんだよ。埼玉にいるんだから、今日はまだまだがんばれるでしょう！」そんな、友人らの言葉は、本当にがんばった私のこの1年を理解してくれている。

たくさんの友情を育んだ1年。
みんなに感謝。その気持ちを励みにがんばっていこう。
とんさん、埼玉でも負けないよー！みなさん、ほんとうにありがとう（^^）

【今日の名言】
『恋愛は人を強くすると同時に弱くする。
　友情は人を強くするばかりである。』
　ボナール

【写真】1年前の群馬の景色。
昨年秋、埼玉から群馬へ。子どもとふたり不安と希望を抱いた引越しでした。1年後の今、たくさんの友情と人の気持ちに感謝して、勇気と希望を抱いて埼玉に戻りました。

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