埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

無駄遣いとは。

2015-09-22 21:51:49 | ライフ&ワーク
昨日のこと。上海の大学に通う娘から「相談」というLINEが届いた。貧乏暮しの留学生の娘。節約、節約の暮らしぶり。

その娘のメッセージにはこんなことが書かれていた。
「10月に上海でウィーン少年合唱団のコンサートがある。一番安い席でも280元。その月は県人会の集まりもある。どうしたらいいと思う?」

毎月、家賃を除く生活費(食費、教材費、交際費も入れて!)を600元(12,000円程度)でやりくりしている彼女。どうやら、コンサートに行きたいが、それはとても贅沢なこと、と考えているらしい。けれども私に「相談」するってことは、行きたいんだろうね。

県人会っていうのは、上海の埼玉県人会。
上海に支店のある埼玉県の企業の社長さんや現地スタッフの方々との交流会だ。ありがたいことに学生である彼女も県人会にお誘いいただき、参加している。彼女にとって、それはとても勉強になるらしく、優秀な社会人の方々との交流は刺激的みたい。だけど、娘のような貧乏学生にとってその参加費の負担は苦しいみたいね。

ということで。
どちらも行きたいけど、どうしようママ~、というLINEだ。

そんなの私に聞くのが間違っている。
決まってるでしょ、私に聞いたら「どちらも行きなさい」と言うのに。その後、貧乏するかもしれないが、今できることをやる。
そうして私は生きてきた。

「ママなら絶対行けば、と言うと思った。けど、その後、お金作るのに苦しんでるママの姿を思いだし、ためらった。」

素晴らしい!
正解です。

そうなのよー。それが私のこれまでの生き方だ。(苦笑)
そんな私を反面教師に、ためらってよし。むしろ、それで良い。
あなたはあなたのやり方を見つければ良い。

決めたら、やるだけ。お金もかかる。
すべてにおいて、自分が決めてやるしかない。自己責任だ。
自分にできないことはお願いする。
そして助けていただいたことに心から感謝する。
自分に力が付いたとき、恩返しする。

母はね、何の後悔もないの。これまでそうして生きてきたことに。いっつも貧乏。苦しいけどね。けれども、今やるべきことを自分で決めてやっている。それは私が決めて、選んでやっていることなんだ。人からなんて言われようと。私の人生、私が責任とるわーってね。

娘に伝えた。
「そのお金はあなたにとって無駄遣いか?」

投資と無駄遣いは違う。
結果、無駄になることもあるけれど(笑)結果は、結果。
そうしてしまった私が悪い。

無駄遣いをするような人に育てた覚えはない。
お金、使いなさい。

「この投資は、無駄遣いになるかな?」

そう伝えた私に、彼女からの答えは
「無駄遣いにさせない!」
「ありがとうございます!」
だった。

いい経験、たくさんしているねー。
たくさん学んで、人に感謝して、社会の役に立てる立派な大人になってください。母は、好きなことをして、大好きな人たちと関わり、とっても幸せに暮らしているので心配はいりません。ビンボーだけどね~♪私がこのように生きていること。もう、皆さんに感謝でいっぱい。

だけどあなたは、お金作りもうまくやってください(^^)貧乏は、やはり切ないですから。


【写真】
先行き真っ暗だった7月。今しか一緒に旅行なんてできないでしょ~と思って娘と四国に行ってきました!

有限会社E-スタヂオ
まめぼん亭

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