埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

メディア戦略

2006-05-23 00:23:57 | ライフ&ワーク
今晩、筑紫哲也さんの「ニュース23」で、小泉首相のメディア戦略について触れていた。支持率に頼る小泉首相の広報戦略。「見せる」ための編集作業をするテレビ放送の特徴を捉えた発言やブログを利用したイメージ戦略は、広報戦略としては見事だ。そのメディアに乗った情報発信者となるセンスを持っている小泉首相だから、これほどまでに見事にはまったのだろう。それを指示するか否かは、ノーコメント。

さて、今朝のこと。
新幹線に乗るべく高崎駅まで車を走らせながら考えていた。「会社の経営資源」について。私はシステムアドミニストレータの国家資格を持っている。職場の情報化リーダーになろうという資格だ。その試験内容には、「シスアドの役割と業務」として「現状業務における問題点を把握し、情報技術を活用してその解決を図る」という役割が明記されている。

その役割を遂行するために、「会社」とは何か、などというところから勉強するわけなのだけれど。そのような学習の中に「会社の経営資源とは何か」という項目がある。経営者なら誰でもが答えられるであろう4つの資源。

人、モノ、金、情報。

話を反らして、ちょっと自慢。
私は過去、この初級シスアド試験の試験対策講座の講師を数年努めた。私が合格した平成10年の秋季試験。試験の内容が変更となりガクンと合格率が落ち込んだこの試験に臨んだ私は、試験勉強をしてみて「受かるコツ」を認識する。勉強開始から2ヶ月。問題集と参考書だけで勉強し、合格。私のように勉強をしたら、絶対受かる!と思った。講師をしてくれと言われたので、対策講座を受け持ち思ったとおりやらせてもらう。そこで、出した合格率が80%。当時勤めていた全国展開するスクールでもダントツトップの合格率だった。その後、「講師によってやり方が違っては困る」と言われ、思うような授業をやらせてくれないのでつまらなくなって対策講座の講師を辞めた。

話を戻す。
そんなこんなで、取得は随分古い話だけれど一応シスアドの私。今でも、自分は利用者側のリーダーだと思っている。ただ、今は小さな小さな会社の経営者でもある。会社の経営資源について考えた。「人、モノ、金、そして情報」といった言われ方をするけれど、その言い方は間違っていないか?!

「まずは情報、そして人、モノ、金」じゃないの?
私は敵に塩を送るような武田信玄って人は好きだから、「人は石垣 人は城 情けは見方 あだは敵」そんな考え方は指示。心から、人は大事だと思う。けれども経営における倫理感と、「情報」というものを一緒に論じちゃいけないんじゃないかねー。

人の能力や、モノやお金を生かすも殺すも今や「情報」の収集能力と、情報と現実をコミュニケートする処理能力が試される。経営者は、そのあたりもっと深く認識したほうがいいんじゃないかな、などと運転しながら考えてた。

で、「情報を取りに行き、それを資源として生かすのは、誰か?」と考えていったら、「ああ、経営者の自分なのだ」、と、ドキッとしたのさ。
小さな会社であればあるほど、センスのよいメディア戦略が必要だ。

【今日の言葉】
『問題の解決とは、ムリ・ムダ・ムラをなくすこと。』
初級シスアド試験対策テキストから

【写真】情報処理推進機構「IPA」ホームページ。ここから、情報処理技術者試験の情報が得られる。資格はともかく、経営者は試験問題を眺めてみるといいと思う。

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