厳しい一言に支えられて

今日、私がお店をお借りしている大家さんの告別式のお手伝いをさせていただきました。出棺までご一緒させていただき、感謝。大家さんとしてお付き合いさせていただいているのはまだ、1年と少し。けれども出会ったのは2010年の11月です。

とても厳しい方でした。今お借りしている店舗を借りたかった私に「持家はないのか」など、あれこれ注文されました。私は精一杯のお答えをしました。そして大家さんに気に入っていただき、結果貸してくださることになりました。けれども、その時は私からお断りしたのです。やはり私に力がなかったから。

それから3年少し経って。
私は「持家」その他を実現し、大家さんのもとへ。
堂々とお借りできる！その時のことなどもお話ししながら、契約。今のまめぼん亭があります。大家さんはとてもにこやかで、私のことを覚えていてくださり、何もおっしゃらずハンコを押してくださいました。ありがとうございました。

今日の告別式。
その大家さんとのお別れでした。
私にとっては、あの時、あれこれ厳しいことをおっしゃってくださったことに感謝し、その後もずーっと見守ってくださったことに心から感謝しています。

本当にありがとうございました。
これから、きちんと約束を守ります。

「地域の、この街のためになることをやって欲しい」

まだまだですね。
がんばります。

合掌。

【写真】
ねこちゃん（陶芸作家マリさんに作っていただいたまねき猫ちゃん）と弥勒さま（金子先生にいただいた弥勒菩薩様の絵）。大家さんに出会ったのは、まさにこの頃です。

有限会社E-スタヂオ
まめぼん亭