埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

4ヵ所に応援団

2007-10-31 08:20:29 | ライフ&ワーク
お風呂から出たばかりの娘、髪の毛をタオルで拭きながら1枚の紙を持ってきた。私は帰宅したばかり。まだ、玄関。かばんを手に持っている。「ママ、ほら!」紙の中心には「1」の文字。

そうか、今日はマラソン大会だったっけ。
「やったねー!すごいじゃん!」
私は、娘を抱っこしようと思ったけれど、玄関で靴を半分脱いだ状態だし、娘はまだお風呂から上がったばかりのはだかんぼで、タオルで水をふき取っている状態だったので、とりあえずくるくる回ってジャンプして喜びを表現した。

9月から毎朝7時には家を出て学校へ行き、マラソン大会に向けて練習をしていた娘。私も8月の末からジョギングを始めていたので、走ることについて良く話しをしてきた。私が、5キロを40分かけて走ると言うと「ママ、遅くない?」と娘。「えー、結構本気で走ってるんだけど・・・」。どうやら彼女は2キロを10分くらいで走るらしい。だから、一度も私のジョギングには付き合ってくれなかった。(来なくてよいー。ついていけん。)そんなこんなで、練習の成果が現れたってことかな。おめでとう、1等賞!

それはさておき。
マラソン大会前日のこと。「ママが見に来ない方が力が出る!」と娘。「何でよー?」と聞くとこんな理由。「だって友達のお母さんがさ、自分の子ども応援するじゃない。○○ちゃん、がんばって~!とか。それを聞くと『おっ、後ろにいるな』ってわかるでしょ。悔しいから追い越されないようにがんばれるわけ」。
なるほど。

マラソン大会が終わり、娘、こんなことを言う。
「あのね、みんなが応援してくれたよ。○○ちゃんのお母さんも、クラスの男子も、どこの誰かわからないおじちゃんも、5年生も。だから、4ヵ所に応援団がいたの!」娘、とっても嬉しそう。「走り終わったら、みんなが私のところに集まって来てくれたんだよ!」やっぱり、嬉しそう。

彼女の話を聞いていると、いいお友達がたくさんいるんだなあと思う。
そして、それを素直に喜んでいる娘の素直さが素晴らしいなあと思う。

嬉しそうに話す娘を見ながら「そういえば、この子は保育園の時からずっと自分の周りのみんなをぐるぐるっとつなげて友達にしちゃうそんな不思議な力を持った子だったなあ」とあれこれ思い出していた。この子には「四面楚歌」なんてことわざは縁がないんだろうな。

【今日の名言】
『そんときは、そんとき』 ゆか

【写真】1等賞。
「マラソンは最初が肝心!」ってスタートから飛ばしたらしい娘。2周目にすごく疲れて最後まで走れるかなあ、と思ったんだって。でも「そんときは、そんとき」そう思ってがんばった。なるほど、今日の名言は、それにします。むすめ曰く「考えすぎてもしょうがないよ。そんときは、そんとき!」

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3 コメント

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お子様の1等賞おめでとう!ございます。 (若振りグランパ(いちかわ))
2007-10-31 12:18:05
1等賞おめでとうおめでとうございます。
でもこのブログをみて、とんさんの子育ても1等賞
だと思います。四面楚歌と無関係の人も又
素晴らしいとおもいます。
人眼関係を大切にする先生の人柄ではないのですか?
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ほのぼの・・・ (おまめごはん)
2007-10-31 23:20:43
子供との何気ない日常会話って、ほのぼのしていてとっても好きです。仕事から帰ってきて、一番の楽しみではないでしょうか?

お嬢さんは、頑張り屋さんですね!1位ってなかなかなれませんよ!おめでとうございます。
それに、友達が沢山いるって、一生の宝ですよね。

わが子が通う学校でも、来月持久走大会があります。
何位であれ、頑張る姿をそーっと見に行こうと思います。
返信する
また、泣けました! (とん)
2007-11-01 01:31:17
グランパさん、おまめごはんさん、コメントありがとうございました。コメント読んで、またまた泣けました。「泣くなー!」と言われちゃいそうですが(苦笑)

今日、友人(といっても年齢も性別も、これまでの人生も価値観も?!みな違う)たちと、遅くまで飲んでおしゃべりしました。話しをしながら、本当にみんな素晴らしいなあーと思った。楽しかった!

帰りにタクシーの運転士さんとおしゃべりして、ああ、もちろん日中はお客様とたくさんお話ししました。今日もたくさん、いろんな人生に感動しました!

私は人間だから、ちっちゃいけど「心」があります。私の周りの皆さんも人間だもの「心」があるんです。その感じ方が私と違って当たり前。「誰が正しいか」「何が正しいか」それも大事だけれど、みんな「心」があって、いろんな理由を抱えていて、一生懸命に生きているんだなあと私はいつも思っています。意見したり、否定したり、あれこれ決める前に、私はまずそれを受け止められる人でありたいし、その素晴らしさを感じたい。

子どもたちが育っていく姿を見ると、「見る」「待つ」から始まる「理解」と「共感」の段階が大切なのだと思わされます。だから、他人が愛おしいと感じられるのではないかと。

あらら、書き過ぎました~。
とんさんはこれからも、こんな調子でがんばりまーす。
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