人生最高の一年に

5*歳を迎える朝。
ジョギングついでにお詣りをしたお稲荷さんに「人生最高の一年にします」と誓う。

前の晩から仕込んでおいた大豆をくだいて豆乳をしぼり、お豆腐をつくる。おからはたっぷりの野菜と一緒に炒り煮に。そんな手間のかかる作業をしながら、人生を振り返ってみたりして（笑）

保育園児の私は今と変わらず頑固で、大きな砂山が完成するまで部屋に戻らず先生を困らせた。中学生の時に「雑草」という詩を書いて朗読。コンクリートの隙間から花を咲かせるたんぽぽのように強く生きたいと願う、そんな詩だ。怖いキムラ先生が、体育館の後ろの方で泣いているのが見えた。私は、詩を書くことや作文が好きだった。

高校生の頃、音楽室に入りびたる。ピアノが上手なカズコちゃんの伴奏で歌を歌ったり、音響の良い音楽室で（勝手に！）尾崎豊の曲を聴いたりした。音楽は常に私の近くにあった。

社会に出てから、負けず嫌いの私は「いい仕事をしよう」とがむしゃらにがんばった。が、褒められるようになると、先輩に無視される。2カ月ほど過ぎた社員旅行の晩「お前はイジメがいがないからやめる」と休戦宣言。笑うしかない。

「言葉」で表現することが苦しく大好きな作文も書けなくなり、ひたすら絵を描く日々もあった。結婚、子育て、起業して責任を負い、とにかく生きることに必死で突っ走ってきた30年。

ようやく、こんな小さな思い出を振り返る時間ができたなあ、と感無量。自分が愛しくてたまらない（笑）

ということで。
これからの毎日、あらためて自分と向き合い「自分自身」を大切にしてあげたいと思っています。人生最高に幸せな一年にしたいので。

「そのために、何をするか」ですよねー。考えよっと♪

【メイン写真】
河原にて

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藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ