何も生まない（かもしれない）時間

いや～、久々に散歩にでかけた。気持ちよかったなー。2年前は毎朝、近所の土手を歩いていたのに、この2年は、なんだかのんきでマイペースな私らしくない毎日を送っていたよ。と、お昼過ぎ、土手を歩きながら思った。これって、何も生まない時間だから？

目の前に「やるべきこと」が山積みで、そういったものを片付けることを優先していたら、「何も生まないかもしれないけれども私は人間だから大事だと思う贅沢な時間」を切り詰めてきてしまった。「あ、シオカラトンボだ」と思ったり、牛が草を食む音を感じたり。鳥の鳴き声の違いに感心したり。大事だ、こういうなんでもない時間が。

歩きながら、いいアイディアも思いつく。
お客様から受けたさまざまな相談が、つながっていったりする。この方とこんな事業が進められるといいのかも！と、ワクワクする。
足元には、四葉のクローバー。

帰宅して、シャワーを浴びながら、思い切ってお風呂掃除。ピッカピカだ。気持ちいい！その合間に仕事。原稿が1本あがる。お客様から研修の仕事の依頼。打合せ日の調整etc。それでも娘が帰ってきた頃には、彼女の大好物のジャガイモのお味噌汁ができている。うん、この暮らしもいいなあー。
なにか、今日は忘れていた大事なものを思い出したような一日だった。