ワンクリ詐欺・架空請求にはご用心

気がつけば一週間ぶりの投稿。忙しい最中、不本意ながら昨日・一昨日とお店を休業とした。
こともあろうにワンクリック詐欺なるものにかかった。真に不本意この上ない。仮にも万一、心当たりのある件名＝【入金します】などのメールを開いたとしても、それがアダルト勧誘の偽装であった場合、大抵何も考えず削除するのが定石だが、どこでどう間違ったか、リンクに入り、ポンポンポンとリンクを重ねていきなり「あなたは入会されました～」の大画面に遭遇、これには驚いた。ちょうど夕方の広報で『インターネット詐欺が横行しています～被害にあってもお金は絶対に払うのはやめましょう～』云々の放送が流れていた矢先のこと、すぐにＷＥＢサイトをサーフィンしてみた。するとワンクリ詐欺業者もさることながら被害対策と称して、3000～5000円の相談料を取っている法律事務所も乱立するありさま。もう、ジリ貧に追い込まれていた？はずの「オレオレ詐欺」が形を変えてパソコンや携帯サイトで見事に復活している！　友人に電話をかければ、Ａ君はこの1年にナント2回も「入会」（勿論本人の意思に反して）させられていた。Ｓちゃんの場合は気の毒にも退会手続きの電話をかけたばかりに逆手を取られて催促電話を受ける羽目に・・・根負けして42,000円、みすみすドブに捨てていた（あとの祭り！） 　聞くところによれば携帯のワンクリ詐欺では中高年生は元より小学生に至るまで被害の報告が出ているらしい。業者からの電話や郵便での支払い要求には一切応じることはなく無視すれば良いのだが唯一、裁判所から【特別送達】が送られてきた場合は無視できない。所定の期間内【*支払督促は送達受領から2週間以内、*小額訴訟は訴訟に応じない場合または判決後2週間以内】に、異議申し立てをして通常裁判に移行しなければならない（通常裁判は100パーセントこちらの勝ち）さらに精神衛生上苦しめられたともなれば損害賠償に打って出て逆に金をふんだくれば良い。現に米国ではこの手の詐欺は殆どないとのこと～「金の成る木」で業者から金をしこたま取れるからだ。いずれにせよ、正邪は火を見るより明らなのだから心配ないが、家族には事情を話して理解を頼む必要がある（いちばんコワイのはカミさんなのだ・・・）

自宅でパソコンを見る環境がなければ新刊書店で参考になる雑誌が発売されている～【500円でわかるネット犯罪/学研/ＩＳＢＮ4-05-604225-ｘ】因みに1冊取り寄せたが当店では販売用は置いていない。

むしろインターネット詐欺（ワンクリやフィッシング）で本当に恐いのはパソコン内部の個人情報（クレジット番号やパスワードなど）を抜き取られることにある。ＯＳをいつも最新の状態に自動アップデートすると共にウイルス＆スパイウェア対策ソフトも最新の状態を維持したい。操作画面の設定が変わったり動きがおかしくなったときにはウイルスやスパイウェアが進入している可能性が考えられる。ワンクリ後、別段画面上に問題はなかったが気持ちが悪いので、思いきって昨日一昨日とお店を閉めてクリーンインストールを行い購入時の状態に戻した。買い換えたばかりのＮＥＷマシンだが仕方あるまい～これはショップを立ち上げているパソコンでアダルトを見たお仕置きなのだ。以後厳重注意を自らに課す。

アダルトサイト＝見ちゃ駄目！と言い切れるものではないと思うが、後からのツケを思えば、よく石橋を叩かなくてはならない。仕事で使うマシンを危険に晒させてはならないし、家族構成員にも迷惑をかけてしまうということを強く肝に命ずる必要がある。インターネット・携帯詐欺については以下のサイト他、無料で良心的なサイトが数多く出ていて大変有難く拝見させて頂いた。そのほんの一部をご紹介し参考になればと思う。

警視庁ホームページ

アダルトサイト被害対策の部屋

架空請求110番

アダルトサイトの落とし穴


何もこんな場所にわざわざ己の恥を公開しなくともよいではないか、ともう一人の自分があきれている・・・しかし、腹のムシが納まらないのだ。一人で抑えておれない性格ゆえ、ここに備忘録を兼ね戒めとし、更には同じ撤を踏み頭を抱えておられる方に拙いが、せめてもの励ましになればと願う。さあ、たった今、この瞬間から通常の生活パターンに帰っていくのみ。