とらたまくろむうこと的生活

4匹の猫たちのぐうたら生活
時々チャイ(フレブル)

<メッシュを用いたTVM手術>を受けた(母の)体験記

2013年10月24日 | 母のこと
実は母が

9月14日から9月25日まで入院して

メッシュを用いた骨盤臓器脱手術(TVM手術)を受けました。




私自身の体験ではないのですが

TVM手術を受けた母(85歳)の様子を簡単に記してみます。


ひそかに悩んでいる人が多い骨盤底の障害にまつわる疾患
「骨盤臓器脱」とは

骨盤内にある臓器である膀胱、子宮、直腸などが下垂してくる病気です。




骨盤内には
これらの臓器を支えている筋肉や靭帯があるのですが

出産回数が多かったり、赤ちゃんが大きくて難産だったり
さらに更年期以降、女性ホルモンが減少して骨盤底筋群が弱くなると
臓器が下垂してくるというものです。



更に悪化させる要因としては
慢性的な咳、便秘、仕事で常に重い荷物を持つなど
常習的に腹圧がかかることをすること。
加齢。
肥満の人もなりやすいといわれています。




症状は
場所によって、人によって程度も違うので一概には言いにくいのですが
頻尿、尿漏れ(様々なタイプがあるようです)

逆に尿が出にくい(勢いがない)←尿道が圧迫されているため(母はこのタイプでした)

母の場合は膀胱が下がってくる「膀胱瘤」でした。




最初、近所の○○会病院の婦人科に行くと

「下がってくるなら子宮を取ります」といわれました。

子宮か膀胱か直腸かわからないのに。。。。

「なんて荒っぽい」と思いましたよ

母の場合は「膀胱」だったし。


子宮を取るという術式もあるらしいですが・・・



でも
あとで本を読むと
子宮筋腫などで既に子宮を摘出している場合でも
縫い合わされた部分の臓器脱がおこるそうです。


そこで
母は<梅田ガーデンシティー女性クリニック>に行きました。
     (↑現在は閉院)

交通に便利な場所にあるので、ここで診察を受け

手術は堺市の入院設備のある<泉北藤井病院>で受けることになります。


手術までに一度<泉北藤井病院>で手術前の検査をします。

近い人は直接行けばよいのですが

遠い人は
病院の車で梅田のクリニックと泉北藤井病院とを送り迎えしてもらえます。


検査の結果、他に病気がなく全身麻酔に耐えられると判断されれば

手術です。

母の場合、高齢だったので念入りに調べられました。

だいたい手術を受ける一番多い年代は60代~70代

50歳とかもっと若い人もおられました。



最高齢は確か89歳とか。。。

手術を受けるなら早い方が良いそうです。


母は9月14日(土)に入院
普通は次の日に手術らしいのですが
これまた高齢なので余裕を持って15日、16日の連休を病院でゆっくり過ごして
17日(火)に竹山先生に手術していただきました。

当日は午前2人、午後2人。母は1番で9時半から

手術中は家族がついているようにということなので
私がロビーで待っていると
1時間40分で出てきました(手術自体は20分ほどということでしたが)

すぐに麻酔が覚めて話しもできましたが

その日一晩は部屋に戻らず「観察室」に置かれます。


次の日の朝、自分の部屋に戻り3日間は導尿(膀胱留置カテーテル)


お腹を切ってないし(腹腔鏡手術ではなく下からの手術だった)
普通に歩いて食事も昼食から普通食(朝食は五分がゆ)


後の痛みは人によって様々で

母はどこも痛くないといってケロッとしていました。


(ただし、手術中の体勢のせいで体中、筋肉痛がおこる人がほとんどです。

母も筋肉痛はひどかったです)

3日目からシャワー


25日に退院したので12日間の入院でしたが(連休をはさんだので)

早い人は9日間
四国や秋田など遠くから来ている人も多く

家に帰ったら無理をせざるをえないので
長めに入院してる人など色々でした。


ただ、一番大切なのは手術後の安静

メッシュはまん中の前後だけ子宮頸部に縫いつけてありますが
靭帯の補強となるメッシュ脚はしっかりした組織を貫いているだけで
縫いつけてありません。

これは
メッシュが縮んだりずれたりして痛みが生じないようにするためです。


手術後
メッシュと周囲の組織がなじむまでの間に強い力がかかると
ずれてしまい、再発の原因となることがあるからだそうです。
1ヶ月経つと日常生活上かかる力では、ずれないようになるそうです。

なので
術後1ヶ月は重いものを持ったり、便秘で腹圧をかけたり
20分以上立ってたりなど
骨盤底に負担をかけるようなことをしてはいけないのです。

手術後の注意点

*重たいものを持たない

*排便時に気張らない

*体重を増やさない

*手術後1ヶ月は入浴を控え、シャワーのみ

*スポーツ、自転車、旅行は3ヶ月経過してから


費用は保険が適用されて
1割の人で6万円くらい

3割の人で20万円くらいだそうです。

(高額医療費の払い戻しが受けられますが、その人の保険の種類によって違うみたいで
戻ってくる金額は7~8万円から10万円と人それぞれのようです)



母は退院後
できるだけ安静にということで
家事はすべて私がやり、寝たり起きたり1日中ゴロゴロ

内臓に病気があるわけではないので元気なんですが
ゴロゴロしていると運動不足で余計しんどいみたい。

近所の病院や買い物には時々私が車で送り迎えしていましたけど。

21日に術後1ヶ月検診に行って異常なしということで
あまり大事にしてると歩けなくなってはいけないので

ぼちぼち近所に買い物に行ったり
たまに料理もしてもらってます



素人の私が書けることは限られていますので
詳しいことを知りたい方は

竹山政美先生(梅田ガーデンシティー女性クリニック/泉北藤井病院ウロギネセンター長)著

藤井美穂先生(カレスサッポロ時計台記念病院女性総合診療センター長)

ひまわり会(女性泌尿器科 元患者の会)

「女性泌尿器科へ行こう!」


をご覧になって下さいね。


TVM手術を受けられる病院は。。。


カレスサッポロ時計台記念病院

千葉の亀田メディカルセンター

厚生中央病院 他


↑の本に
全国の女性泌尿器科医療機関リストが載っています。



他院でTVM手術をしたものの
術者が未熟だったためにメッシュが縮んで棒のようになり尿道に癒着して
自分で排尿できなくなったとか
ひどい状態になったものの修復手術も竹山先生がされているそうです。

メッシュ手術の名医、竹山先生に巡り合えて母はラッキーでした



<竹山政美先生のブログ>


野村昌良先生のブログ


<梅田ガーデンシティー女性クリニック>


<泉北藤井病院>


追記①(2014年12月30日)

2014年12月27日の<竹山先生のブログ>

梅田ガーデンシティークリニックが

2015年2月末で閉院されるという記事が掲載されました。

高槻の<第一東和会病院>で竹山先生、加藤先生、鍬田先生が

継続して診察されています。


追記②(2015年7月4日)
検索でこのページに来られる方が日に日に増えているので
早く書こうと思いながら遅くなってしまいましたが・・・

母(87歳)が2015年5月12日にTVT手術(腹圧性尿失禁の手術)を受けました。

膀胱瘤の症状がある時には倒れた膀胱が尿道を圧迫していたので
尿漏れはなかったのですが

「TVM手術で膀胱が正しい位置に戻ったら
ぐらぐらの尿道(尿道過可動)による尿失禁が出現することがあります」と
手術前から言われていた通り
尿漏れが出てしまいました。


母の場合は②です



膀胱瘤の手術後しばらくは大丈夫だったのですが
1ヶ月後位に、整形外科で膝の注射をした時に激痛が走り
「痛いっ!」と体をよじった瞬間にじゃじゃ漏れになったらしいのです。

それ以降
咳やくしゃみをした時や
(母によると)雨が降る前など気圧の影響で漏れるようになりました。

しばらくはパッドを当てて生活していましたが
やはり鬱陶しいらしく「尿漏れの手術を受ける」と言いだして
思い切って手術することにしました。

必ずしも100%成功するとも限らないようなので
(高齢だし)心配したのですが
今の所
すっかり尿漏れの症状はなくなりました




買い置きの尿漏れパットとパンツを「邪魔になるからもういらない」と
全部私に押しつけましたが。。。

私も近い将来必要になるかもしれないので捨てずに置いてあります

実は私も
母より遅れて2014年1月に膀胱瘤の手術を受けたのですが
今の所、尿漏れはなくて
でも予防のために「骨盤低筋体操」をしています。

竹山先生が高槻の第一東和会病院に変わられたので
うちからは
梅田より遠くなったのが辛いところですが
母の尿漏れが改善されたので有難いことです




高槻<第一東和会ウロギネコロジーセンター>






見栄?

2013年05月23日 | 母のこと
母が(引っ越す理由を)

「近所の人に何て言おうか?

娘が階段がしんどいと言ってるからエレベーターのある所に引っ越すって言おうか」

ですって



「え~~~っ!ア、アタシですかっ

母は元気ですが
だんだん膝が変形して痛くなってきており

普通に歩いてはいますが
日に何度も階段を上がったり降りたりするのが辛いのです。


なのに
自分が足が痛いからエレベーターのある所に行くとは言いたくないんですね。

杖をついたり手押し車を押すのが絶対に嫌だと思ってる人ですから


まあ私もね
足は痛くないけれど
3階まで物を持って上がるとハァハァハァハァ息切れがするようになってるので
エレベーター生活になるのは有難いんですけど



ということで
まだまだ続く荷物の整理

鍼灸関係の「医道の日本」という月刊誌が綺麗な状態でたくさんあったのだけど
この間聞いたら
「古紙扱いなので無料で引きとります」とのことでした

(写真を撮るの忘れたけど)
参考になる記事がいっぱいなんだけどな~


ゴミを増やすのも何だから
また「あさゆう堂」さんに電話して引きとってもらおう。


それ以外の本や雑誌たちも少々見てもらったら。。。


この他にも料理や着物地のリフォームの本など色々合わせて

6,000円で買い取っていただきました

で、この中で一番高いのは「ホームページビルダー」3,000円ですって!
けっこう古いと思うんだけどね。



久しぶりに姿を見せたミケおばさん
かなり毛並みが悪くなってましたが何とか元気そう


みにみには出て行ったきり
しばらく帰ってきてません

この間、遊歩道を歩いているのを見かけたけど・・・





母のこと(一番の原因は?)

2012年10月26日 | 母のこと
この夏、母が

「今日か明日にでも死にそう~!」とヤイヤイ言って

大きな病院で心臓の検査をしたり(異常なし)

しんどいしんどいと言って大騒ぎをしたのですが・・・




よくよく聞いてみると

近所のかかりつけの内科の女医さんが

「この数値では糖尿やから足を切らんならんよ!」と言ったことが

そもそもの発端らしいのです。




母は今まで糖尿の気は全くなくて、いつも数値は100~110くらい。

たまたまその時、少し高かったのかもしれませんが


食べた物にも左右されるだろうし

万が一血糖値が高くなっていたとしてもすぐに足を切る事態になる訳はないのだから

そんな言い方をする医者も医者だし

それを真に受ける母も母だと思うのだけど!




「足を切らんならんかったらどうしよう~」ってドキドキドキドキ

悪い方にばかり考えて不安でいっぱいになってたらしい

(杞憂とはこういうことですよね





私は、そんなことを言われたというのは知らなくて。。。


そう言えば

血糖値と尿酸値を

「○○さんの数値はXXやけど私は△△や」と

やたら数字のことばかり言ってましたっけ




母は84歳にして、やや尿酸値が高いだけでどこも悪い所はないのですが


かかりつけの女医さんの言葉にショックを受けて

悪い方悪い方に想像をふくらませ

そのストレスで

胸が苦しい~だの 頭がクラクラする~だの 

足がフラフラする~だの

もう明日死んでもおかしくない。。。みたいな気分で





私の携帯がしょっちゅう鳴り

「○○ちゃ~んしんどいねんけど~今日泊りに来てくれへん」と

沈んだ声が


私は

母がどこも悪くないのはわかっていたので

「大げさやなあ~ でも何分 年が年だし

猛暑がこたえてるんやろか

と思ってました。





母は普段、元気印で

自律神経の調子が悪くて始終しんどい私に

「あんたみたいに寝てばっかりしてたらボケるで!!早死にするで!!」

「早よ!早よ!早よ!」といつもイライラしながらお尻をたたいているのに


何という変わり様




いつもパワーがある分、それが反対に作用すると

マイナスのパワーもすごい



その女医さんのお母さんは

私が子供のころからお世話になっていた開業医で

名医でしたがもうお年で引退されています。


その娘さんで、私も何度か診てもらったこともあるのですが

話が噛み合わないので、私は別の所に行っているのです


でも母は

なにしろ近いし、一通りの処置はしてもらえるのでこれからも通うことになるでしょう。




先日
知人に会ってそのことを話したら

その人も昔 両親を診てもらいに行ったところ

(お父さんの)「心臓も肺もボロボロや」と言われて

横にいたお母さんがそれを聞いてショックを受けて大変だったとのこと


お年寄りに対しての

ものの言い方というものがあると思います




母は
その後もう一度血液検査をしたら

数値が全て正常範囲内という結果で

まるでオール5の通知表をもらった子供のように嬉しそうで

すっかり元気になり


そしてもう一つ気にしていた胃の検査も

息子が受けたクリニックが

全く苦痛なく胃の内視鏡検査をしてくれると友達から聞き

連れて行ってきたのですがそちらも異常なし




それでホッとしたら

現金なものでコロッと手のひらを返したように復活


娘が私の還暦のお祝いで招待するから「おばあちゃんも一緒に来て」と

言ってくれてたのですが


少し前までは

「私は行けへんからあんた1人で行ってきて」と言ってたくせに

もう今は行く気満々で




猛暑の中、振りまわされましたが

何とか元に戻ってくれてホッとしました


スカイプ

2012年09月27日 | 母のこと
息子が
おばあちゃんにひ孫を見せようと


母の所に
自分の古いパソコンを置いて行ったので


夏休みで帰省していた
娘むこにスカイプを使えるようにしてもらいました。





便利な時代になりましたね。



母は、今にも死にそうな声をしてたのに

コロッと元気な声に変わります


元気な声。。。出せるんや





日によって綺麗に映る時と

画像が乱れたり声が途切れたり

具合の悪いこともありますけど。。。




この間北浜に行った時



1階のPGGAUZE(ピージーガーゼ)




Y太のパジャマを買いました。



もうすぐ2歳なのでお誕生日プレゼントです。

小さな箱の中は同じ生地のハンカチ





母のこと(インターホン)

2012年09月27日 | 母のこと
私の住んでいる所と母の所は

同じ建物だけど入り口が全く別の別世帯になってます。


で、何かと不便なので<インターホン>で話ができるようにして

私が階段の途中まで降りて

母のところの窓からおかずなどのやりとり等をしているのですが


このインターホンが長年私のストレスの元となっておりまして。。。




つける場所を間違えたというか


日中 台所にいることが多いのに一番奥につけてしまったので

<ピーーーーッ>と鳴るたびに奥(パソコンの近く)へ焦って走る走る


それがしょっちゅう鳴るのでタイヘン



狭い家ではありますがちょっと遠い

その上、<ピーーーッ>の音がカン高くてびっくりするような音でビクッ


それに何だか 間が悪いというか波長が合わないというか

今まで近くにいたのに離れた途端に<ピーーーッ>と鳴らされる


少し取るのが遅かったら<ピーーーッピーーーッピーッ>と連呼されるのでビクビク


鳴ってないのに「鳴ったかな?」「鳴ったような気がするけど・・・」とドキドキ





それに 料理をしていて
水をザーザー流してたり炒め物をしていると全く聞こえないこともあったり。。。


それが携帯でやりとりするようになってから解消されました。


母も以前のように

自分の言いたいことだけ言ったら電源を切る。。。ことはせず

ちゃんと携帯を<携帯>するようになりましたから



こんなことならもっと早くから携帯同士でやりとりすればよかったと思いました。











母のこと(携帯電話)

2012年09月25日 | 母のこと
暑さ寒さも彼岸まで・・・の言葉通り

涼しい風が吹いてずいぶん過ごしやすくなり


しょっちゅうバルサンを焚くだの

今日か明日にでも死にそうだのとヤイヤイ言っていた母も

だいぶ元気になってきました




長らく
息子がおばあちゃんのために
ソフトバンクのシニア用のとってもシンプルな
(まるで電話の子機のような)携帯を持たせていたのですが


めったに持ち歩かない

外出する時、最近は公衆電話も減っていて不便なので
時々持って出ることもあったのですが
自分が掛けたい時(○○まで迎えに来て!とか)に

掛け終わったらすぐに電源を切ってしまう。


直後に言いたいことがあって私が掛け直してももう電源を切ってて繋がらない


という状態ではありましたが
本人はそれなりに便利だと思って使っていたのです



ところが少し前に
息子が自分のを変えた時におばあちゃん用のを

「見守りケータイ」に変えてしまったのです



ケータイといっても
小学生がランドセルにぶら下げる防犯ブザーのようなもので


家族の3人分の番号にワンタッチで繋がるだけ

他所にかけられない

<位置ナビ>といってこのケータイの居場所がわかるというもので

「掛けなくても持ち歩きや。おばあちゃんの居場所がわかるから」と息子は言ってたのですが


(手が小さくて小さい文字が見える子供には問題ないでしょうが)



小さいのでとても使いにくくて

「こんなん使いたくない」「絶対嫌や!前のがよかった」と

しばらくすったもんだ


でも息子は「2年間解約できへんしなぁ。。。」ということでしたが


確かに
私でも使いにくいから母が嫌だというのも無理もない代物でした。



そこで、それはそのままにして


娘家族と私と同じdocomoの

らくらくホンを新たに持たせることになりました。


これで以前通り3人にワンタッチでかけられるし

番号を押せばどこにでもかけられるので一件落着となりました。


ただ 私の携帯に

ジャンジャンジャンジャンジャンジャン

かかってきますけどね


まあ、使いこなせているということで。。。



母のこと(虫騒動)

2012年09月16日 | 母のこと
お盆休みが済んで娘たちも帰り
また暑さでくたくたになっているところに

母が
「夕べ夜中にチクッ!ていうから起きたら布団の上にアリがいっぱいいて
起きて掃除機をかけ、タオルケットやらシーツやらを洗濯した。
あんないっぱいのアリ初めて見たわ!」と大騒ぎ




そんなにアリがいっぱいいたなら
洗濯してもタオルの目にアリが挟まっていそうやけど全く見当らず。
掃除機の中をチェックしたけど勿論アリは1匹も見当りませんでした。

もし大量のアリを吸いこんだら絶対に掃除機の中に残っているはずなのに

夢を見ただけならいいのですが
夜中に起きて大きなものを洗濯して掃除機をかけて・・・
私は現場を見てないので何とも言えないのですが

そこまでするとはねぇ~




こんなことを言うなんてちょっと心配になりました



その後も
「チクッチクッって虫が刺すからバルサン買ってきて!!」
だいたい昔からバルサン(アースレッドとか)大好きでしょっちゅう焚くのですが

今年はひどくて。。。
4月以降6回ぐらい焚いた




一度はセコムの火災報知機に反応して「火災発生」
ドアを閉めて出ようとしたらセコムから電話がかかったので出ざるをえず
煙の中に戻ったので吸い込んでゲホゲホと苦しみ
近所の奥さんが3階の私の所まで
「大変や大変や~!」と知らせにきてくれる騒動までありました

それに<アースジェット>蚊とかにスプレーする缶の2本パックになってるの
この夏だけで4本空にするほど使いまくり
また2本買いに行かされました




私は
「虫に刺されたのなら赤くなったり腫れたりしているはず
刺された跡がないやんか」というのですが聞く耳持たず

畳を変えるといって全部新しくしました。
布団も新品にしましたしね


でもまだチクッと虫が刺すとかムスムス痒くて
昨日は5時まで眠れなかったとずっと言い続けて


保険所に消毒してもらうとか害虫駆除の会社に頼むと言い出しました


本人の気が済むならと

「バルサン買ってきて。。。ハイハイ」「畳新しくする。。。したらええやん」と
母の思うようにさせていましたが

どんどんエスカレートしていく


原因を外にばかり探して内に目をむけることができないのです。



私も皮膚の表面がチクチクとすることがあったりするけど
刺された跡がないのなら神経の問題かな?とか
自分の体の状態を考えるんだけど・・・



そこで皮膚科に連れて行きました。
(2年前に一度だけ、母が太ももの帯状疱疹で診てもらったことがあり
いい先生だったという母の希望の皮膚科へ


すると
とても話のわかる先生(50歳位かな?とても綺麗な女医さんです)で

母の訴えを聞くと

「痒くて眠れないのは辛いですね。かゆみを止める飲み薬を出しておきます。
かゆい時はかかずにこの塗り薬を塗って下さいね」
などとやさしく話して下さり

母を外に出してから私に
「実の母娘ですね。
全部ひとりで受けたらあなたが参ってしまいますよ。
うまくストレスを解消するように。。。」

「可能なら気分転換に旅行にでも行かれたらどうですか?」と言われました。

母の今の状態を言っただけですが
すべてお見通しでした。


もちろん私も感じていることです。




若い時から外向きの人で地域の役員をしたり人の世話をしたり
色んな習い事をしたり、家にじっとしてるのが嫌な性格なのに

10年位前から役を辞め、足も痛くなってきたので家にいることが多くなってました。

それでも元々パワーがあるので百貨店に買い物に出かけたり
料理を作るのが好きなので
食べきれないほどセッセと作っていましたが。


昔はおかずのやりとりをする友達もいっぱいいましたが
長生きをしていると
周りの友達が次々と亡くなったり施設に入ったり

話し相手もすっかりいなくなってしまったのです。





町内会の軒数も減って
昔の家がなくなるとワンルームマンションなんかが建ってしまい
誰が住んでるかもわからない状態です。


その上
歩いて5~6分のところにいた私の息子夫婦も転勤になり
色々と世話を焼いていた孫とひ孫が8月のお盆明けに東京に行ってしまったので
張り合いがなくなったのもひとつの要因だと思います。





更にこの暑さで
クーラーをつけてじっとしているし、買い物は私まかせ
出かける時は私が車で連れていくのですが
ほぼ家にこもりきりで


エネルギーが発散できずイライライライライライラ。。。
全部私が受けるので
私の方がノイローゼになりそうなこの頃です


しょうもない愚痴をいっぱい書いたのでコメント欄を閉じさせていただきますね










母のこと(検査)

2012年09月14日 | 母のこと



朝晩少し暑さがやわらいで
先が見えてきたようでホッとしているのですが
真夏はサウナの中で生活しているような酷暑の大阪


今年は一段と苦しくて
息をするのもやっと・・・の私でしたが




じつは・・・・・

この夏、84歳の母が
「息苦しい。頭がくらくらする。死にそうや!」と大騒ぎするので
大きな病院で<24時間心電図・CT・心エコー>の検査をしておくことにしました。


わたしなんて年がら年中息苦しいし頭もくらくらするんだけど
何しろ母は年なので
何か病気があってはいけませんので念のため


8/10に診察を受け、8/20・8/21に検査の予約をとり
一日目は<ホルター心電図>装着のみ
二日目は装着したものをはずし、昼ごはんを抜いて造影剤を点滴しながら<CT>とその後<心エコー>
という予定でした。

が、それからというもの
毎日毎日毎日「昼ごはん抜くのはいつ?」「一日目は何するの?」「二日目は?」と
同じことを繰り返し繰り返し何十ぺんも聞きます。

その度に「一日目は心電図の機械をつけるだけ。痛くも何ともないから。ご飯も食べていいの」
「二日目は昼ご飯を食べない。造影剤を入れながらCTの機械の中に入っていくだけ」と
口がすっぱくなるほど答えていました。

そして8/20当日、病院に向かう車の中でも
「検査するのは今日?あした?」「昼ごはん食べたらあかんのはいつ?」とまだ何回も繰り返すので
いいかげん疲れてしまいました


ちなみに
母はお金の計算は完璧。
電話番号もいっぱい覚えていて、新しい番号でも覚えるくらい。
(わたしは電話帳まかせで何も覚えてないし・・・)
わたしが忘れ物をしたら「あんたはすぐ忘れる!私より先にボケんといてやっ!!」と
しょっちゅう偉そうに言われてるんですけど。。。


結局
点滴で造影剤を入れながら何の苦もなく検査が終わり、(私の方が)ヤレヤレ


あとで聞いたことですが

今度検査を受けることを友達に話したら
友達に「カテーテルを手から入れるのかな?足から入れるのかな?」と言われて
どんな怖いことをされるのかとすごい恐怖心を持っていたみたい

何で他人の言葉にまどわされるのかなぁ

結果はどこも<異常なし>でしたが・・・


でも
これはまだ序章にすぎなかったのです