とらおは12年前に手術をしています。
膀胱炎を繰り返し、薬を飲ませたり、PHコントロールを食べさせてもなかなかよくなりませんでした。
結石が詰まって、トイレにしゃがんだまま動かない・・・という度に病院に行ってました。
当時かかっていた
「王寺動物病院」←は、年中無休でしたが
夜中は診察していませんでしたし・・・。
(久しぶりに検索してみたら、病院はそのままでしたが、院長先生が変わってました。
当時の院長、國宗義雄先生に手術をしてもらいましたが
今は夜間専任となってらっしゃるようです)
それで思い切って手術をすることにしたのです
尿路形成術といって、繊細な技術のいるものですが
とても上手にしていただいたと思います。
用語解説
尿路形成術は、肛門の下(会陰部)に尿道の開口部を形成する手術で、開口部がペニスの先端よりも太くなるため、結石による尿道閉塞を起こすことはほとんどなくなります。方法は尿道粘膜を会陰部に直接縫合するシンプルな方法もありますが、包皮粘膜を温存する「山村らの方法」は、会陰部に開口させた尿道粘膜を包皮粘膜で保護することになり、手術後の経過がとても良好です。私はこの方法を用いていますが、非常に繊細な手術で、解剖学的な理解と手先の器用さが要求される手術です。
尿路形成術は、あくまでも最後の切り札的な手術で、カテーテルで導尿ができればそれに越したことはありません。尿道閉塞が長引くと尿毒症に陥っていることも多く、手術には危険を伴います。しかし尿道閉塞は速やかに解除してあげなければ命にかかわることであり、再発性や難治性の尿道閉塞、今回のようにスケーラーで粉砕できないような尿道閉塞が起こった場合、この手術が適応となります。
(この解説は「さとう動物病院」さまのページから引用させていただきました)
可哀想にとらおさん、目がうつろです
た○た○は、とっくにとってありましたがこれで「カルーセルとら子」さんになってしまいました
笑い事じゃないよね・・・とらおさん
兄ちゃん・・・どうしたん?
私がなめてあげるからネ!元気出して~♪
お母さん!兄ちゃんがしんどいって・・・
この時、とらおが3歳、たまこが1歳です。
お腹を切るより可哀想で、できるだけ避けたかったのですが
おかげでそれ以来、膀胱炎の心配をすることなく元気にしています。
12年前の5月28日と5月30日の写真です