うちの古い家の裏口に勝手に(?)生えてる山芋のつる
昔々、父が植えたものか、どうしたものかわからないのだけど
ず~っとここに生えている。
住んでいる時は蔓を刈りとったりしてたけど
引っ越してからは更に放ったらかしで・・・
むかごが落ちて芽を出すからか、ず~っとここに生えている。
pochikoさん家のように
畑でちゃんと栽培している立派な山芋と違って
荒れ地に勝手に生えているつるなのに、むかごだけは毎年律儀に生ってくれる。
マメに収穫すればいいんだけど、むかごといえば「むかご飯?」
「むかご飯」をわざわざ作ることもなく放置していましたが
今年は
大量の蚊が飛び回る中、摘んできました。
pochikoさんが
「甘辛味噌和え」を作ってらして
それが美味しそうだったので私も作ろうと思って。
福島では
「味噌かんぷら」といって
小さめのじゃが芋を甘辛い味噌味でからめる料理があるのですが
それの<むかご版>みたい。
でも、福島出身の母は味噌かんぷらは一度も作ったことはなく・・・
ただし甘辛い醤油味のは昔、何度も作ってたことがあるな~。
こちらは
サッと茹でてゴマ油で炒め塩をふっただけのもの
むかごの効能は
*カリウムが多く含まれるので老廃物を排出する効果があり血圧を下げる。
*アミラーゼという消化酵素が含まれるので胃腸の調子を整える。
*ムチンという粘り成分は新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり
老化防止や肌の若さを保つ。
血糖値上昇を抑制したり
コレステロール値を下げる効果もあり、高血圧の改善にも役立つそうな。。。
山芋の赤ちゃんだもんね
さてもうひとつ気になるのが漢名の<零余子>(レイヨシ)
和名は「ムカゴ」。。。古くは「ヌカゴ」と呼ばれていたらしい。
零とは雨の滴の意。転じて「わずか、はした」(零細企業、零落、零下など)
零余は残りがきわめて少ないという意味
小さなムカゴが熟して
ほろりと茎から離れ落ちるさまを形容しているのでしょう。
俳句には明るくないのですが秋の季語に「むかご」「むかご飯」とあります。
秋といえば
今年は8月の末からちょっと涼しくなり
秋の訪れが早かったような気がしますが
私の感覚では「涼しいけど暑い」
ちょっと変ですか?変ですよね
私が暑がりなだけなのか
まだ時々クーラーのお世話になってます
台風16号は温帯低気圧に変わったというけれど
24日の夜中から大阪は激しい雨が降っています
更に台風17号が発生したということで
大気が不安定な状態が続いていて
体調不良なり~