7月25日(2年前のことです)の夜
私の携帯が鳴りました。見知らぬ番号です。
「張り紙の猫に似たこがいるのですが・・・」
という電話でした。
すぐ近くの家(普段、お付き合いがないお宅)の人です
(ウチの建物から私の足で歩いて100歩ほどの所です)
慌てて見に行くと・・・・・いました
むうちゃんらしき猫が
左側の家の床下に入り込んでいて、
時々道に出てきているらしい。
6月18日の夕方家を出てから37日めです。
ここの家のご主人がこの日、植木を切っていて
猫がいることに気が付いたそうです。
(何日、家人に気づかれずに住み着いてるのぉ~?)
夜ひと気がなくなると、道に出て佇んでいて
上の絵のように、人が離れたところにいる時は
座っているのですが、2~3歩近づくと引っ込んでしまう。
私が名前を呼んでも同じこと・・・
「お母さんの顔を忘れたの~~~?」
この家の人に許可をもらって、
夜通しここに居させてもらうことにしました。
食べ物とキャリーバッグ(←無駄でした(ーー;))
を持ってきて徹夜です。
すぐ前は一晩中車の通る所ですが、
さすが夜中の2時、3時、4時頃は人通りも途絶え
気味が悪かったです。
でも、むうちゃんを連れ戻そうと必死でした。
エサを置いてやって、私が離れると食べるのですが
2~3歩近づくと引っ込む・・・の繰り返しです。(バカ~!)
「とら・たま・くろ」が同じ状況だったら
私の顔を見たら「お母さんや~!」といって
駆け寄ってくると思います。
なのに、むうは、異常なほどの怖がりの性格と
一ヶ月以上も床下でビクビク隠れていて
普通の精神状態ではなかったのでしょうか
(怖いんだったら出て行くな~~~
)
明るくなるまで粘りましたが、埒があきません。
一度帰って一眠りしてから出直しです。
かかりつけの獣医さんに相談すると
網(魚をすくうタモのような)を貸してくれましたが
こんな大きな網を持って近づくと
サッと逃げられるに決まっています。
大阪府庁の動物愛護畜産課にも聞きに行きました。
するとイタチをとるような罠を仕掛けたらどうですか
とのこと・・・・・
初めに、弱っていた赤ちゃんのむうを保護して
くれた人が、害虫駆除の会社にツテがあるので
ワナについて聞くと、
オリの中の鉤にから揚げ等をつけておくと、
イタチがそれを食いちぎり、扉がバーンと落ちる
という仕組みだそうです。
使うなら貸してもらえますが・・・。
「あ~~~
絶対に無理~
」
から揚げを引きちぎるような食べ方は
むうちゃんにはできません。
今、びっくりさせて
ここから逃げ出すようなことになると
もっと厄介なことになります。八方塞がりです。
かなり痩せているみたいなので
次の日も、その次の日も缶詰と水を置きに行きました。
何回も・・・・・/(-_-)\
発見の知らせに喜んだのもつかの間
また、困りはててしまいました。
どうしよう・・・・・・・次に続きます