11月23日は結婚記念日ということで、それらを挟んだ休日は、いろいろなところへ出かけました。
11月19日(月)
好い天気。あきる野あたりならもうしているかな~、と、中央線を乗り継いで行って来ました、終点「武蔵五日市」。
が
起きて布団から這い出たのが午後一時。
着いたら午後3時。
日暮れまで1時間半しかないじゃん。
仕方ないのでゆったりハイクは諦め、目的地「金剛の滝」付近までタクシーを使う。昨年、一昨年と独りで歩いていったことがあるのですが、タクシーの運転手も、地元の人も「さあ?」と首をかしげる滝です。2005年9月時点の旺文社発行東京都市図には載っているのに・・・・
夕暮れの光でも見れればよいけれど、あいにく、この滝にいたる道は山の北東の裾をとりまく川沿いで、まっさきに陽が陰る道。暗いスギ林の谷底を、白い息に震えながら歩いててもまったく紅葉なんかない(笑)
見えるのは
枝についた苔鱗類か地衣類(日照があまりなく比較的寒いところに多い、実家周辺ではほとんどこの手のものを見たことがない)
とか フユイチゴ
とか、うら寒い林床植物ばかり・・・行けども行けども、スギ林。
てくてくと川沿いを歩くこと30分ほど、大きな砂防堰堤と、おそらく氾濫のせいで開けた流路の分岐点に。ところがここ、全くの涸れ川となっていて、(春にきたときもそうでしたが)よほどの豊水期でなければ水が表にでない気配。
「本当にこの上に滝があるの?」という声も無理は無い。
でも、間違いないのです。てくてくとその分岐から10分ほども歩いたところに、まず落差数メートルの小さな滝が出現。あれっ、涸れ谷だったのにいつのまにかそういえば流れがあり、それを渡って来た?いえいえ、本題の滝は、この小さな滝の傍にある岩穴をくぐってたどり着くのです。タクシーの運転手さんが「えっ、でもあの滝って小さなものでしょう」と言っていたのも仕方ないかも。これをくぐらねば、「金剛の滝」には出会えないのですから。 上からですがこんなかんじ
鎖場をくぐって滝に出ましたが・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全然、紅葉してませんでした。
ま、そうだろうとは思いましたが。はんっ
それにしても不思議。この滝はかなりの水量で、どどどど・・・と落ちているのに100mもしないうちに完全に地下に潜り、下流の砂防堰堤の下の穴から水が出ている。はっきりと「ここで川の流れが涸れてる」地点を感心しながら確認してきました。ちょっと珍しい「滝」です。
帰りも国道までてくてくと歩き、紅葉に出会ったのは谷を出てから。建設空き地らしきところにたたずむ錆びたブルドーザーが虚無感を誘います。
結局、刈寄川・逆川・盆堀川が合流して秋川になるところの橋からの眺めが一番紅葉らしくて美しかったです。 人気のない河原にいるのはカカシでした
帰りは人身事故で中央線が止まり、他にも京浜東北線が止まり、宇都宮線が止まり・・・で、お義兄様と約束した大森「吟吟」まで二時間半もかかってしまう。この辺で既に相当疲れて一日が終わりました。
11月26日(月)
連休の後で、お互いハードワークにくたびれきっていたので、とりあえず御徒町まで出て買い物をすませる。ちょうど切れていたバスマティ・ライスと各種スパイスを購入。バスマティ、1キロとかじゃまだるっこしいので5キロを買いました!
でもまだこれをつまみに日本酒を飲むという通な飲み方には到達していません。
伸び放題だった店長の髪を切り(もみあげが左右違う仕上がりに)、自宅至近のごくごく庶民的なイタリアンでちょっといいワインを飲み、ずっとご無沙汰のバー・ふくろう(笑)に行きました。丁度二周年を迎えて、いいかげん長すぎる人手不足にマスターお疲れ気味・・・・・マスターは18日がお誕生日だったそうですが何も知らず何もお祝いせず失敬しました。
本当は美術館に行ったりもっとお散歩したりしたいのですがねぇ・・・・いかんせん気力と体力が。まあ、それでも、嵐の12月の前の、天気の良い晩秋、つかのまの静かな休息でした。
ご希望でしたらお分けしますので実験してください!実は我が家の食料棚が特有の香りで充満してしまい他の穀類を守るべく別の食器棚に移動させる事態になってます。
まっ、日本酒に合わせる通の方もいますけど...
特有の香りとは、スパイス?ですか?
それとも、香り米特有のものなのでしょうか?
扉をあけるとけっこう強い香りがきます。これでエマダツィ、ビリヤニ、カレーはハマリますよー。