ライスペーパー。
引用曲で有名なひまわりの種より好きだと断言する。
もともとネズミは小麦製品が好きだ。飲食店などでは小麦粉の袋が齧り破られるらしい。確かにこやつらが脱走したとき、まっさきに齧られたのは米袋ではなく乾燥うどんだった。しかし、パスタも含め乾麺は塩分が強いので、与えてはならないと周知徹底してきた。
が、なぜか夫は新しい食材開発に余念が無い。別に職業意識をそんなところで発揮しなくてもと思うくらい、眼を離すといろんなものを試したがる。こうなると、最早職業病としかいいようがない。
ある日、彼がライスペーパーを与えているのを目撃。
これが
喜ぶこと喜ぶこと!!
トイレットペーパーの芯やら何やらあらゆるものを齧り散らした床に落ちていてもほんの小さなカケラも見逃さないほど大好き。オヤツ皿に数片置けば5分以内になくなるほど大好き。より大きい欠片を奪い合って喧嘩するほど大好き。
サツマイモ(加熱・非加熱両方)よりジャガイモより人参の皮より生米より炊いたご飯より冷や飯より好きらしい。←いつもこんな生ゴミを与えているわけではないですよ
これにはまいった。
ライスペーパーの原材料を見ると「米粉、タピオカ澱粉、食塩」となっているが、人間の舌にはその塩分がほとんど感じられないので、我々の0.1%、1/1000の重さしかない生き物にとってどの程度なのかわからない。うどんや素麺は人間が齧って明らかに「しょっぱい」と感じるほどのものなので有害なのは理解できるが・・・・他所の国で作られていることもあり、どうやって塩分濃度を確かめたら良いのか。
結局、一週間で一枚(10g、体重の1/6から1/7)くらい消費するがこんなに与えていいのだろうか。だいたいヒマワリの種より好きって、何がそこまでいいんだろう。
生国にはないであろうライスペーパー。所謂「出会いのもの」??