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八月のある日、出勤したら、店にカタツムリが居た。
どうやら、菅平からのキャベツにくっついてきてしまったようだ。
K君「トシさん、どうしましょう、これ?」
「どうすっかなー。食べでないしなぁ。」
えっっっ、どうするかって、調理法の相談!?
私、良かったらもって帰りますよ。どんな種類か調べたいし。
K「えっ、本当ですか?」
「だって、こんな都心じゃ繁殖相手もいるかわからないし、かわいそうじゃない」
「リアルにかたつむりの心配ですか!?」
と、数人のお客様やK君にあきれられた。
ところが、コイツ。スーパーの野菜を食べないのだ。菅平直送の有機無農薬野菜しか食べない。しかも敷材はリードクッキングペーパー(高い)。我が家では一番グルメでお金のかかる生き物となってしまった。
後日、そのこと母に話すと
「はぁ~。なんと物好きな。そんなカタツムリなんか、菅平に送り返せば?」
母の日の贈り物の寄せ植え鉢を、即日分解して庭に植えてしまった貴女に言われたくない。家に侵入したムカデを殺したら「かわいそう」と言って非難するような貴女に。
いや、と、いうより
どうなんだろう。ある日、クールで宅配便が手元に届く。
開けてみたらカタツムリ。取引先からの嫌がらせと思われないだろうか、、、。
先日、小金が入ったので、カタツムリにカルボーンというイカの甲のカルシウム剤を買ってやった。とても喜んでいます。
ついでに、猫の餌、猫砂、ネズミの餌とネズミ用ミネラルフードなどを大人買い。
3歳と7ヶ月のおばあちゃんネズミたちはまだまだ長生きしそうです。
この扶養家族たちのために、頑張ります。