近所のOさん(85歳)が
ぜひヨガと太極拳をやってみたいというので
茂原の健康交流センターへ案内した。
しかし以前に渡されていたスケジュール表のミスで今日はお休み。
えーーっ、そんなぁ~~。 どうしよう。
せっかく早く出てきたのに~~。
しょうがない、隣にある茂原のごみ焼却場を見学することにした。(約1.5時間)
施設の方が3人(私、友達、Oさん)の為に
一緒に回り丁寧に説明をしてくれた。
すごい施設だろうと思っていたがやっぱりすごかった!
平成13年稼働 事業費300億円。
(この画像は頂いたパンフレットの写真をスキャニングして
ブログに取り入れてみた。)
宇都宮市の場合、 年間ごみ焼却にかかる金額は52億。(税金)
これを少しでも減らすため私たちにできることは・・・
ごみの分別、でも細かすぎてなかなか実行しづらい点もある。
そしてリサイクル。
燃やしたごみの熱で電気を起こし
これが12,000軒分の電気だとか・・
作られたお湯と電気は施設内で利用のほか
隣の「健康交流センター」にも送り(ここで温水プールや温泉)
余った電気は売電している。
へ~~ぇ。
広い駐車場はやがて焼却場が古くなった時
ここに新しい施設を作るための場所。
なぜなら1日も焼却場を休めることはできないので・・・
なるほどなぁ~。
庭で物を燃やすとその温度は200~300度位らしい。
するとダイオキシンが発生しやすい。
これを阻止するのは800度くらいの熱。
だから今の学校には焼却炉はないらしい。
そうなの~?
可燃ごみの中に燃えないゴミが入ると一度焼却炉を止め、2~3日かけて冷やし
人の手でそれをとりのぞくとか。
そして灯油を使い19時間かけて温度を800度まで上げ
また燃やし始めるとか・・・
エーーッ、 大変
しゅろの木、 木の根っこ、 丸太
これらはなかなか燃えにくく
別の方法で処理するものらしい。
しゅろの木がねぇ。
何となく周りを見回す。
いやはや、私たちが知らないところで
いかに住みやすく快適になるよう努力している人々がいる・・と
改めて知った。
思いがけず見学した焼却場
大変勉強になりました。
(Oさん 85歳、大変きれいな方で元気いっぱい。
思いがけない見学にとても喜んでくれた。
でも、 今日は1時間以上も歩き回って説明を受け
大丈夫だったかな~~。)