バスツアー、 最後のご紹介は
ろまんちっく村の近く
西根地区だ。
ここは旧日光街道で石倉が集積した集落がある。
旧日光街道の存在も初めて知ったし
(現在の日光街道は東照宮を作るために作られたようだ。)
また訪れる人も少ない小さな村だった。
ただその街道沿いに多くの石倉が並び
普通の住宅にも東側、北側、西側に大谷石が使われていた。
つまり石造りの家があった。
大谷石もその使用によって生産地が違うようだ。
多気石(たげいし)とか 徳次郎石(とくじらいし)とか呼ばれる。
最後に小野口家住宅に寄った。
ここは江戸時代より名主を務めた旧家で
大谷石を使った立派な門構えがある。
屋敷内の池には錦鯉が泳いでおり、ふと田中角栄さんを思い出した。
門の右手には当主の部屋があり
石の部屋はいつも温かいのかと尋ねたら
夏は涼しく、 冬はとても寒くといわれ
エーっと苦笑した。
この3月は大谷へ2度出かけた。
市の催事で1度目はガイド付きの大谷巡り、 そして今回の大谷石建築物巡り。
知っているつもりが
実は全然知らなかったことばかりで
勉強になり楽しかった。
いくつになっても新しいことを知るのは面白いですね。