750Cのやる気無しぶろぐ

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ST31500341AS(CC1G) レビュー

2008-12-07 22:33:51 | レビュー
消費電力的には、良い意味で最強だったST31500341ASでしたが、速度のほうは
他社の333GBプラッタなHDDとほとんど変わらなくて残念。
ちょっとは速いみたいですけど、7200回転の333GBプラッタ1TBから移行しても違いがわからないかも。

俺々ベンチマークソフトだと瞬間最大でも130MB/sしか出ないのは予想より低い。
うわさによるとファームウェアがCC1Gだと速度が遅いということですが…。
そのかわりランダムアクセスのバグが取れたのだろうか。
(またもUDMA2で認識されているけれど、こっちはMTRONのSSDと違いちゃんと速度が出る様子)


CrystalDiskMarkで、測定。100MB/1000MB
どうにも130MB/sに届かない。悪いのはHDDではなくPC側かもしれんが。

続いてHDTuneで、測定。ブロックサイズ 64KB/1MBで、HGSTの1TBと比較。
SeagateのST31500341ASとHGSTのHDT721010SLA360のHDTune結果。
↑とりあえず、この画像ファイルだけ見ておけばOK。測定ブロックサイズも画像の中に書いておいたから。
ブロックサイズ64KBだと(SamsungのHD103UJがそうだったように)Seagateの1.5TBは何らかの壁にぶつかってますね。
7K1000.Bでは64KBでもちゃんと性能が出ているのは、設計の違いなんでしょうか。
で、Seagateのシーケンシャル読み込み速度ですが、125MB/s程度なので
それまで出回っていたCC1G以前のファームよりちょっと遅くなっている?
「これぞSeagateの375GBプラッタ!」というほどの速度には感じない。
ちなみに別PCで測定すると122MB/sにとどまり、HGSTの奴との差が更に縮まる…

あとSeagateのHDDもSMART値の見た目はやや悪い。
SAMSUNGのHDDと同じでHardware ECC Recoveredを連発している様子。
まあちゃんとリカバーしてるならいいんだけど。


                      アイドル時電力
              スピンアップ時電力 ↓ アクセス時電力(HDTuneのアクセスタイム測定時)
型番         プラッタ 回転数 ↓  ↓  ↓ 備考
WD1001FALS   333GB×3 7200 31W 9W 12W
WD10EACS    333GB×3 5400 14W 6W 8W ヘッド退避時4W
WD10EADS    333GB×3 5400 14W 6W 8W ヘッド退避時4W
HD103UJ      333GB×3 7200 21W 9W 13W
HD103UI      333GB×3 5400 18W 6W 9W
7K1000.B-1TB  333GB?×3 7200 23W 6W 12W 正式な型番はHDT721010SLA360
ST31500341AS 375GB×4 7200 34W 8W 12W

ST31500341ASは、起動時にすごい音がするが、この程度なら余裕で許容範囲内。
起動時の音ならSAMSUNGのHD103UJ/UIの方がすごい。


--- 以下適当な駄文 ---
SeagateのST31500341ASも最初はアイドル時電力10Wで、しばらく通電後には8Wに下がっていて不思議に思っていたが
HGSTの7K1000.Bも、改めて測りなおしたらアイドル時電力が7W→6Wと下がっていた。


HGSTの7K1000.Bは、サーマルキャリブレーション(ミ~~~って音)がするだけでなく、
カラカラカリカリカラカラカリカリとなんかうるさい時がある。
適当にアクセスがあると収まるので、
内部でアイドル状態を検知して何かの調整でもしているのだろうか。


MTRONのSSD、MOBI3500は、どうもコールドブート時にBIOSをフリーズさせる不具合もちの個体をつかんだらしい。
常時起動したままの状態なら問題ないかと自作PCに入れてもやっぱりBIOSで固まった。
結局、M912Xだけではなく、我が家でSATAポートのあるすべてのPCでBIOS時止まる現象を確認。だめだこれ。

CFDのCSSD-SM30NJも使っているうちにプチフリーズ率が上がってきたような気がする。
だめだこれ。あー最初からIntelのSSD買っておけばよかったかな…

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