甲府の鯉のぼり問屋「皐月屋」というのがありまして、江戸時代は端午の節句に鯉のぼりや勇ましい武者絵を飾っていたそうです。
渡り職人の与助は虎を書かせれば右に出るものはいないということで皐月屋の主平兵衛さんはなんとか与助を自分の手元に置いておきたいと給金を上げたり、食事のおかずを増やしたりと待遇を良くしていたのですが、与助本人はやっぱり江戸で絵の修行をして名をあげたいと野心を抱いております。
主の気持ちを察した女中のお梅さん、お店のためと自分の気持ち与助に惹かれているのであの手この手でなんとかつなぎとめようとします。
彼女が惹かれたのは与助の手、今だと手がキレイな男の人っていうのはほめたことになるのでしょうがお江戸では華奢な手よりがっちりした手のほうがいいと思うのでしょうか?
与助はそんな至れり尽くせりが窮屈なのと江戸で勝負したいと逃げ出します。
追いかけてくるお梅さん、お守り代わりに肌身離さずもっている張り子の虎、それを見せてなんとか思いとどまるように説得するのですが、与助は思いあまってお梅さんを殺してしまいます。
それ以来絵を描くことをやめ、江戸で医師了庵の薬箱持ちをしながら日々を送っています。
このシリーズ、オトナのための時代劇といいましょうか結構きわどい内容が多いですね。
私が小さいとき、まだ時代劇が盛んにTVで作られていた時は、家族一緒に観れる健全な勧善懲悪もの、ちょっと遅い時間ならオトナが観るようなダークな際どい内容のものと住み分けがあったような気がいたします。
今では時代劇もリアルさを追求して内容も健全な感じでもう少しいろいろあった方が面白くなるのではないだろうかと思うのですが。
このシリーズはそういう面では頑張っているのではないかと私は思っているのです。
そうして江戸で幸せを見つけて暮らしていた与助にまた昔を思いださせるものが現れます。
張り子の虎というと西に住んでるものとしては神農さんという薬の神様がいらっしゃって笹に張り子の虎をぶら下げてるのを見たことがあります。
日本には生息していない虎というのは強さの象徴だったのですね。
そして虎はすべてを見ていたのです。^^
与助を演じる内田朝陽さん、「鷗外の怪談」で舞台拝見しました。
そのときは正義感あふれる弁護士役でした。
渡り職人の与助は虎を書かせれば右に出るものはいないということで皐月屋の主平兵衛さんはなんとか与助を自分の手元に置いておきたいと給金を上げたり、食事のおかずを増やしたりと待遇を良くしていたのですが、与助本人はやっぱり江戸で絵の修行をして名をあげたいと野心を抱いております。
主の気持ちを察した女中のお梅さん、お店のためと自分の気持ち与助に惹かれているのであの手この手でなんとかつなぎとめようとします。
彼女が惹かれたのは与助の手、今だと手がキレイな男の人っていうのはほめたことになるのでしょうがお江戸では華奢な手よりがっちりした手のほうがいいと思うのでしょうか?
与助はそんな至れり尽くせりが窮屈なのと江戸で勝負したいと逃げ出します。
追いかけてくるお梅さん、お守り代わりに肌身離さずもっている張り子の虎、それを見せてなんとか思いとどまるように説得するのですが、与助は思いあまってお梅さんを殺してしまいます。
それ以来絵を描くことをやめ、江戸で医師了庵の薬箱持ちをしながら日々を送っています。
このシリーズ、オトナのための時代劇といいましょうか結構きわどい内容が多いですね。
私が小さいとき、まだ時代劇が盛んにTVで作られていた時は、家族一緒に観れる健全な勧善懲悪もの、ちょっと遅い時間ならオトナが観るようなダークな際どい内容のものと住み分けがあったような気がいたします。
今では時代劇もリアルさを追求して内容も健全な感じでもう少しいろいろあった方が面白くなるのではないだろうかと思うのですが。
このシリーズはそういう面では頑張っているのではないかと私は思っているのです。
そうして江戸で幸せを見つけて暮らしていた与助にまた昔を思いださせるものが現れます。
張り子の虎というと西に住んでるものとしては神農さんという薬の神様がいらっしゃって笹に張り子の虎をぶら下げてるのを見たことがあります。
日本には生息していない虎というのは強さの象徴だったのですね。
そして虎はすべてを見ていたのです。^^
与助を演じる内田朝陽さん、「鷗外の怪談」で舞台拝見しました。
そのときは正義感あふれる弁護士役でした。
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