金魚cafe

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ナニワ・モンスター

2011-11-30 20:15:10 | 読んだ本
昨日の椿三十郎に追加です。


蔵之介さんが新聞に書かれたコラムでは、椿三十郎の撮影のときはノロウイルスになって撮影が大変だったそうです。(ノロウイルスは、嘔吐、お腹がゆるくなるなどの症状がでます。)

やつれていたと言われれば、やつれていました。

でもあいかわらずお肌つやつやで綺麗でした。

最近のお顔の方がちょっとお疲れ気味かな?

城代家老が藤田まことさん、どうしても中村主水か秋山小兵衛にしか見えず、奥方の玉緒さんと並ぶと必殺を思いだしました。

藤田まことさんがお亡くなりになっていらっしゃらなければ、必殺は連ドラで続いていたかもしれません。

本日読んだ本

ナニワ・モンスター  海堂尊  新潮社

丁度大阪の市長選、知事選が終わったばかりで、なにかリアルな感じがしました。

架空の都市浪速府の知事のモデルは、元大阪府知事、現大阪府市長の方ではないですか。

舞台は2009年の架空の都市浪速府浪速市の天目区、(天王寺区と思われます。)の診療所で新型インフルエンザが発生します。

偶然見つかったようになっておりますが、そのまえにいろいろな布石がされていて、浪速市で最初に国内で発生したように仕組まれたのです。

浪速市は隔離され、都市の機能が動かなくなり、日本から孤立状態になります。

それを仕組んだのが、厚生労働省というからえ~って話です。

厚生労働省ってインフルエンザが入って来たら食い止める立場なのになぜそんなことをするかというと、霞が関のいろいろな利権が絡んで、あおっていたのです。

そうはさせじと立ち上がったのが、浪速府の知事村雨弘毅。

彼のやろうとしているのは、現市長と似てるかな。

東京に集中している権限を地方に分散させること、役所の不正をなくすことなどなど。

そのブレインに引っ張ってきたのが、イノセントゲリラの祝祭、アリアドネの弾丸に出てきた彦根。

アリアドネの弾丸と同時進行で浪速府でも動いています。

東城大のお医者さんたちって患者診るより、霞が関と喧嘩してるのに忙しいみたいです。

もう一人ブレインというか協力者として引っ張ったのが、浪速地検特捜部副部長カマイタチこと鎌形雅史、後になってなぜ、先に彦根と鎌形顔合わせしなかったのと首をひねる展開になります。

バチスタの白鳥さんもチラッと出てきます。

これだけの人材そろったらうまく事は運ぶと思いきやうまくいかないのが、強力な敵斑鳩警視正、この人もアリアドネと同時進行で暗躍していたんですね。

専門用語が多いのと官僚の仕組みの複雑さで読みにくいなと思ったのですが、深く理解しようと思うと進まなかったですが、広く浅くでいいやと思って読むと読みやすかったです。

前にインフルエンザでマスクがないなんてことになるほど日本全国大騒ぎになったことがありました。

これを読んだら、もしかしてそのときインフルエンザに皆の目がそっちに集まっているときになにか隠したのかなと疑いたくなりました。

それくらいリアルに描かれています。















椿三十郎

2011-11-29 23:21:01 | 映画
TUTAYAで、織田裕二さんの方の椿三十郎をレンタルで借りて観ました。

オープニングもクロサワさんのと一緒。

井坂伊織の役は、松山ケンイチさん。

初々しい真っ直ぐな気性の若侍を好演しています。

ストーリーは全く一緒。

前のが、完ぺきのため、変えようがありません。

藩の悪事を正そうと神社でヒソヒソ...。

そこへ野宿しようとしていた謎の浪人織田裕二さんの椿三十郎登場。

織田裕二さんも完璧に椿三十郎を演じてらっしゃいました。

ぐっと睨みつける表情も世界のミフネさんのままでした。

織田裕二さんという役者さんは、完ぺき主義者なんだなと思いました。

クロサワ作品を観てなけれは、充分に楽しめる映画ですが、先に観てしまっていたので、どうしても比べてしまいます。

あのミフネさんのスクリーンから飛び出してくるような生命力というのまでは、演じきれなかったのかな。

他の役者さんもどうしても比べながら観てしまったので、ああやっぱり違うなあと思ってしまいました。

演じる方たちもプレッシャーとかあったのでしょうか?

良かったなと思ったのは、風間杜夫さんの悪役がちょっ抜けてて、憎めないところと、中村玉緒さんの奥方役でした。

玉緒さんもさんまさんと出会って、面白い女優さんになっちゃいましたけど、ホントにお嬢様でしたから、こういうおっとりした奥方役はビンゴです。

一番観たかった蔵之介さんの木村の役は、小林桂樹さんと比べると難しいですが、飄々と演じられていたし、所作が綺麗なのです。

押し入れに閉じ込められているのに時々抜け出して言いたいこと言ってまた一礼して押し入れに戻る。

このときの所作に育ちの良さが出ていました。

蔵之介さんと森田芳光監督は相性がいいみたいです。

また間宮兄弟みたいな映画を一緒に撮って頂きたいです。

この木村さんご城代のことだから、きっと穏便に済ませてあげてるのでしょうか?

その後が知りたいです。

ラストの三十郎と室戸のシーンもクロサワ監督のを完璧に演じていました。

完ぺきだけど、ミフネさん、仲代さんのようなギラギラしたところがなかったのが残念です。

これだけクロサワ監督のを忠実に作った映画はやっぱり凄いです。






マメシバ一郎(6)

2011-11-28 21:03:48 | ドラマ
僕とスターの99日の遅~い展開とは反対にマメシバ一郎はテンポよくお話が進んでいきます。

テレ東って30分のドラマ制作するのうまいですね。

こちらで土曜日の夜中に噂になってるウルトラゾーンというドラマ見たのですが、面白いです。

懐かしい昔の〇〇星人とか出てくるんですが、観て育った私たちは、怪獣のイメージを壊さずにドラマとして制作している所がすごいと感動しました。

マメシバ一郎は、一郎ちゃん失踪ではなく誘拐されていました。

一郎ちゃんも納得してついて行ったというのもありますが、それがわかっているから二朗ちゃん、返してくれと言えない。

皆には、いなくなっていいとか、憎まれ口たたいてますが、綺麗な芝生のお庭で大事にされてる一郎ちゃん見たら今の自分と一緒にいても、一郎ちゃん幸せといえるか自信喪失したのです。

それでも、里親探しで盲導犬のライラと日比野さんが離れられない家族だと説得する二朗ちゃん、自分にも一郎が無くてはならない存在だと気づき、取り返しに行きます。

子供相手に大人げないですが、自分と一郎の関係をわかってもらえるよう一生懸命に話しかけます。

一郎ちゃんお帰りなさい。

二朗ちゃんあまり顔には出てませんが、すごくうれしいんです。

二朗ちゃんちょっとずつ前に進んでます。









僕とスターの99日(6)

2011-11-27 23:19:48 | 佐々木蔵之介さん
今日もバレー延長40分遅れでスタートです。

日本勝って良かった~。

でもいつ始まるかわからないのにこの視聴率って結構善戦してますね。

今日のドラマは高鍋大和デーでした。

女優さんよりお着替え多いし、髪形変わってるし、それ見るだけでも楽しいです。(オールバックは守護天使思いだします。)

夜中のこわ~い話、蔵之介さん楽しそうに演じてらっしゃいます。(小学校の林間学校みたい)

お子ちゃま達とのやりとりも微笑ましいです。(もしかしてこの子たちのパパになる?)

蔵之介さんが気持ちよくやってらっしゃるのを観る方も楽しいです。

もし、高鍋大和ファンクラブあったら入ってます。

主役2人はあと60日となってやっと恋愛モード、遅い。

もうそれはいいのですが、白い記憶どーなるの?

そっちの方が気になるのですが。




奈良町散策

2011-11-27 22:38:30 | 日記
今日は奈良町落語フェスティバルというイベントがありまして、奈良町を舞台に各所で落語会が開かれていました。


奈良町のTEN.TEN.CAFEで笑福亭三喬さんの落語会がありまして、行ってきました。


まずは猿沢池付近散策しました。

写っておりませんが、カメさんがいっぱいです。

奈良町もいろんなお店ができて活気がありました。


奈良町の家の軒先につるしてあるお申さん。

お店の方に写真撮って良いか聞けなかったので、写真撮ってないのですが、綺麗なトンボ玉のお店がありました。

1度トンボ玉の1日体験というのをやってみたいと思ってます。

ステキなカフェが増えているのでまたカフェめぐりもしたいなと思っております。

TEN.TEN.CAFEに着きました。

こちらは河島英五さんのご家族がやってらっしゃるカフェです。

中は奈良の町屋の作りを生かした家庭的な感じのするお店です。

落語会のある時だけの特別メニュー尻餅ぜんざいです。


時間通り落語会が始まりました。

お客さんは、三喬さんの熱心なファンの方が多かったです。

最初はお弟子さんの喬介さんが牛ほめというのお話を、喬介さんは、元気の良い方で、場がパッと明るくなりました。

次に師匠の三喬さん。

枕の学校に呼ばれた時のお話が面白くて、もうちょっと聞いてみたいなと思わせるところからスムーズに話に入っていきます。

子供を連れて天神さんにお参りするお話なんですが、連れて行く行かないのやり取りが面白く、やっとお参りに行ったと思ったら、子ども連れですから、何か買って、買わないでもめるのが面白かったです。

さすがプロだなと思ったのが、きっちり時間通りに終わったことです。

今まで、大きなホールでしか落語聞いたことがなかったので、こんな近くで聞いたのは新鮮でした。

また機会があれば行ってみたいです。