今日小倉から帰宅したのですが、気持ちはまだ現実に戻ってなくて北九州劇場に置いてきたままという感じです。
それぐらいなんていうか気持ちをグッと捕まれて持ってかれたままです。
終わった後立ち上がって最後にご挨拶する蔵之介さんに、「千秋楽おめでと~~~!!ありがと~~~!!!」と舞台に向かって叫び、拍手して手を振り続けていました。
完全に俳優佐々木蔵之介にやられてしまいました。
一応原作も読んで今回内容がすご~く充実しているパンフも読んで予習したけれどやっぱり難しい内容の「one-man macbeth」。
最初に患者(蔵之介さん)が病院に連れてこられた時に医師と看護師さんがいろいろ説明をするシーンがあるのですが、ピロティでは残念がなら聞こえにくかったのです。
大阪と同じぐらいの位置で観たのですが、北九州劇場はすごく音響が良い劇場だと思います。
聞こえなくてもわかるように想像して楽しめるようになのかなあと思ったのですが、聞こえるとやっぱりわかりやすくていいですね。
一番最初に観た時よりも登場人物がはっきりと演じ分けられていてたとえばロスを演じるときはバンクォーやマクダフのようにはっきりわかるサインのようなものがあるのにロスにはないからどこまでがロス??とわからないことがありました。
余分なものはそぎ落とし、個々の役に磨きをかけてきました。
もちろん演じる器(身体も)筋肉をつけるべきところには筋肉をつけて他は余分なところはそぎ落とされてシャープにというか大阪よりも服がブカブカだったのでやせたなあと。
動きもキレキレでこれで最後だからとやり切ってやろうというのを感じました。
レディマクベスはますます美しく官能的で最後だからと大胆ふるまうレディマクベスにドキドキさせられて一番好きです。
その次がバンクォーの快活でその場を明るくする雰囲気が好きでダンカン王もマクベスにはしなかった「そなたの手柄もマクベスに劣らない誰もが認めることだ抱かせておくれこの胸に」とバンクォーを抱擁していました。
マクベスの勇敢さは認めても人間的にはバンクォーが好きだったのかなあと。
最初はマクベスが主役なのに他の人物が素敵だったのでマクベスに魅力を感じなかったのです。
でも千秋楽では原作の五幕三場のマルコム、マクダフがバーナムの森を目指して進んできている、城内ではレディマクベスが亡くなった、マクベスの周りには誰もいなくなった。
悲しみに浸る暇もなく戦うマクベスを観て一番気持ちを掴まれました。
そして患者自身に戻るときのせつない表情。
子供というのにすごく反応するんですよね。
彼に子供はいたのでしょうか?そして今はいない。
マクベスもレディマクベスは子供を育てましたと言うのですが、その子供はどうなったのか?そこも患者とシンクロしているのかなあと。
それがどういうことなのかは観て想像するわけですが観る人によって皆違う。
観た後でそれを蔵友さんと語り合うのがまた楽しくて、いろんな考えがありまして皆それは正解だと思うのです。
観に来た人それぞれがこういうことではないのかと考えさせることが狙いの舞台。
それを蔵之介さんがとんがった舞台とおっしゃったのかな。
私魔女じゃないけど予言しまして千秋楽は皆感動に包まれた拍手の嵐が止まない舞台にな~るなんて書いてしまいましたがその通りでした。
蔵之介さん泣いちゃうかもと思ったのですが表情は晴れやかで散々しゃべったからしゃべることもないんですがとちょっと照れくさそうな
マクベスからいつもの蔵之介さんに戻っていました。
アンディさんの千秋楽おめでとうのコメントはサプライズみたいでちょっと驚かれていました。
無事退院おめでとうモニターに映し出されて知らなかったみたいでそして医師役の大西さんから花束が渡されて嬉しそうな照れくさそうな。
共演者の大西さんはカーテンコールでお辞儀をするとき深くお辞儀をされていて蔵之介さんより体柔らかい人初めて見ました。
看護師役の由利さんはとても存在感がありきっと舞台で映える方だなあと。
このお2人の蔵之介さんを支える好演があってマクベスは大成功したのだと思います。
そしてダメ出しせずいいところをほめてくれるアンディさん。
蔵之介さん山に登って無事下山されました。
これはまだもっと大きな山を登る途中なのかもしれません。
次もまだ誰もやったことがないようなことに挑戦されるでしょう。
歌舞伎に出たことが自分の宝物とおっしゃった蔵之介さん、また宝物が増えたんですね。
舞台という山に登りそして貴重な経験というお宝を見つける、なんかインディ(トーマ教授?)みたいですね。
ダンカン王の息子のマルカムはお人形さんなのですが、カーテンコールでポンポンと頭をたたいて終わりなんですが、今回は抱っこしてご苦労さんの意味なのかおでこにkissしてあげてました。^^
北九州劇場に置いてきた気持ちを戻してまた頑張ります。
これで私の夏は終わりました。
それぐらいなんていうか気持ちをグッと捕まれて持ってかれたままです。
終わった後立ち上がって最後にご挨拶する蔵之介さんに、「千秋楽おめでと~~~!!ありがと~~~!!!」と舞台に向かって叫び、拍手して手を振り続けていました。
完全に俳優佐々木蔵之介にやられてしまいました。
一応原作も読んで今回内容がすご~く充実しているパンフも読んで予習したけれどやっぱり難しい内容の「one-man macbeth」。
最初に患者(蔵之介さん)が病院に連れてこられた時に医師と看護師さんがいろいろ説明をするシーンがあるのですが、ピロティでは残念がなら聞こえにくかったのです。
大阪と同じぐらいの位置で観たのですが、北九州劇場はすごく音響が良い劇場だと思います。
聞こえなくてもわかるように想像して楽しめるようになのかなあと思ったのですが、聞こえるとやっぱりわかりやすくていいですね。
一番最初に観た時よりも登場人物がはっきりと演じ分けられていてたとえばロスを演じるときはバンクォーやマクダフのようにはっきりわかるサインのようなものがあるのにロスにはないからどこまでがロス??とわからないことがありました。
余分なものはそぎ落とし、個々の役に磨きをかけてきました。
もちろん演じる器(身体も)筋肉をつけるべきところには筋肉をつけて他は余分なところはそぎ落とされてシャープにというか大阪よりも服がブカブカだったのでやせたなあと。
動きもキレキレでこれで最後だからとやり切ってやろうというのを感じました。
レディマクベスはますます美しく官能的で最後だからと大胆ふるまうレディマクベスにドキドキさせられて一番好きです。
その次がバンクォーの快活でその場を明るくする雰囲気が好きでダンカン王もマクベスにはしなかった「そなたの手柄もマクベスに劣らない誰もが認めることだ抱かせておくれこの胸に」とバンクォーを抱擁していました。
マクベスの勇敢さは認めても人間的にはバンクォーが好きだったのかなあと。
最初はマクベスが主役なのに他の人物が素敵だったのでマクベスに魅力を感じなかったのです。
でも千秋楽では原作の五幕三場のマルコム、マクダフがバーナムの森を目指して進んできている、城内ではレディマクベスが亡くなった、マクベスの周りには誰もいなくなった。
悲しみに浸る暇もなく戦うマクベスを観て一番気持ちを掴まれました。
そして患者自身に戻るときのせつない表情。
子供というのにすごく反応するんですよね。
彼に子供はいたのでしょうか?そして今はいない。
マクベスもレディマクベスは子供を育てましたと言うのですが、その子供はどうなったのか?そこも患者とシンクロしているのかなあと。
それがどういうことなのかは観て想像するわけですが観る人によって皆違う。
観た後でそれを蔵友さんと語り合うのがまた楽しくて、いろんな考えがありまして皆それは正解だと思うのです。
観に来た人それぞれがこういうことではないのかと考えさせることが狙いの舞台。
それを蔵之介さんがとんがった舞台とおっしゃったのかな。
私魔女じゃないけど予言しまして千秋楽は皆感動に包まれた拍手の嵐が止まない舞台にな~るなんて書いてしまいましたがその通りでした。
蔵之介さん泣いちゃうかもと思ったのですが表情は晴れやかで散々しゃべったからしゃべることもないんですがとちょっと照れくさそうな
マクベスからいつもの蔵之介さんに戻っていました。
アンディさんの千秋楽おめでとうのコメントはサプライズみたいでちょっと驚かれていました。
無事退院おめでとうモニターに映し出されて知らなかったみたいでそして医師役の大西さんから花束が渡されて嬉しそうな照れくさそうな。
共演者の大西さんはカーテンコールでお辞儀をするとき深くお辞儀をされていて蔵之介さんより体柔らかい人初めて見ました。
看護師役の由利さんはとても存在感がありきっと舞台で映える方だなあと。
このお2人の蔵之介さんを支える好演があってマクベスは大成功したのだと思います。
そしてダメ出しせずいいところをほめてくれるアンディさん。
蔵之介さん山に登って無事下山されました。
これはまだもっと大きな山を登る途中なのかもしれません。
次もまだ誰もやったことがないようなことに挑戦されるでしょう。
歌舞伎に出たことが自分の宝物とおっしゃった蔵之介さん、また宝物が増えたんですね。
舞台という山に登りそして貴重な経験というお宝を見つける、なんかインディ(トーマ教授?)みたいですね。
ダンカン王の息子のマルカムはお人形さんなのですが、カーテンコールでポンポンと頭をたたいて終わりなんですが、今回は抱っこしてご苦労さんの意味なのかおでこにkissしてあげてました。^^
北九州劇場に置いてきた気持ちを戻してまた頑張ります。
これで私の夏は終わりました。