これでスウェーデン版3部作制覇しました~~。\(^o^)/
ハリウッド版はミレニアム2の話は出ていても俳優さんが出るとか出ないとかでまだ形になっておりません。
いつになるのやら。
気長に待っております。
私は原作の3部作を読んでからハリウッド版のミレニアムドラゴンタトゥーの女を観て、DVDでスウェーデン版のミレニアム3部作を観ました。
原作はかなりのボリュームで話があちこちに飛ぶのでこれを映画化するのは容易ではないと思いました。
ミレニアム1,2はよくここまで原作に近づけてるなあと私は満足いたしました。
キャストが私が本を読んで思い浮かべたイメージどおりの人たちだったからです。
3は映画化大変だろうなと読んでいて思ったらかなり中身を削ってるなと感じました。
主役であるリスベットは2で重傷を負いほぼ動けず、リスベットが正当防衛にもかかわらず殺人未遂で裁かれようとしてピンチをむかえます。
動けないリスベットの無罪と彼女の自由の身を取り返すためミカエルが活躍します。
彼自身も人生に大きな変化が訪れるのですが、ここがカットされているのが残念です。
これはミステリーというより社会から自由を奪われたリスベットが自由を取り返すために戦うというドラマになっていました。
ミカエルは自分の命や自分の会社を助けてくれたから恩義があると彼女のために動くのはわかります。
フレンドリーな性格ではないのにみんな彼女のために何かしたいと思うのは、本当の彼女はとても思いやりもあり友情に熱い、本当なら隠してしまいたい自分のすべてを公表しても毅然としている、そんなところに皆が惹かれるのだと思います。
北欧は一番男女平等が進んでいて暮らしやすい、離れた日本ではいつもそう言われています。
まだまだ日本は北欧のレベルまでいっていないと言われています。
それでもこんな事件がおこり一人の女性が社会から切り離されてるのだと小説に書かれるのなら進んだ社会なりの問題もあるのですね。
映像に映されたストックホルムの風景はとても美しく、それを観るだけでも値打ちありの映画です。
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