やっと観に行けました~~。
映画館は満員、もう春休み??
学園ものの映画が他に2本も上映しててこういうのって連鎖するんでしょうか?
他のはクラブなので頑張る姿を映したもの、ソロモンの偽証とはちょっと違います。
一応原作は読んでいきました。
読み終わった後、あまりの長編と話のもつれっぷりにこれを映像化するのは大変、映画はまず無理、TVなら大河ドラマするぐらいのクールでやらなくちゃというのが感想でした。
そのあとで映画化決定のニュースでどうやって表現するのだろうと蔵之介さんが出演するのも嬉しかったですが興味深々でした。
いきなり原作とは違うオープニング。
原作では柏木君を発見したのは涼子ちゃんではなかったのですがここから始めると前後編では済まない三部作ぐらいでないと収まらなくなっちゃいます。
私は原作の最初の部分が宮部センセーらしくて好きなのですが映画は原作通りに作られるものではないのだと思いながら観ていました。
主役は藤野涼子ちゃんですが、2年A組の生徒にスポットを当てられています。
重要人物の三宅樹里ちゃん、浅井松子ちゃん、野田健一君(まえだまえだ兄は行夫君だと思っていました)が素晴らしかったです。
松子ちゃんがいい演技をして最初引っ張ってくれました。
松子ちゃんの両親の塚っちゃんがいいパパでまた泣けてきました。
前篇の涼子ちゃんは居るだけで絵になる子でした。^^
原作の涼子ちゃんはりん真実が明らかになって傷ついても凛としてたたずむ話のなかの清涼感みたいな感じでした。
映画の涼子ちゃんは芯の強い子ではありますが、傷つきやすい繊細な感じで現実にこんな子いるというところがリアルでした。
涼子パパは出番が少なかったですが、家でのパパはカッコイイというよい良きパパでした。
こたつに入ってほっこりしているのが微笑ましいです。^^
後編ではもう少し出番が多いでしょうか?^^
長編の小説のここが重要だとカントクが思われた部分を濃縮して2時間に収めたのだろうなと私は思いました。
主役は生徒たちキャラクターになり切ってのびのびと演じています。
それを支えてるオトナの俳優さんたちがキリッと引き締めています。
4月11日に後篇が公開されます。
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