兵庫県立芸術文化センターに「ハムレット」を観に行ってきました。
12時半に開場となって客席に行くと舞台にひな壇のような座席が設置されていました。
あ~~。チケットを買う時に舞台のそばにも座席表があったのを思いだしました。
ものすご~~く近くてこれは気合入れて観なくちゃいけない席だなあと。
舞台の3分の1ぐらいを座席なのでその分舞台は狭いのです。
登場人物が多いので動くの大変そうと思い始まるのを待ちます。
一応松岡和子さんの翻訳ではないのですが原作を読んできました。
父であるハムレット王を実の弟のクロ―ディアスに殺され、妃である母ガートルードはクロ―ディアスと再婚してしまい、亡き父が亡霊となって姿を現し、事実を知って悩めるハムレット。
父ハムレット王が亡くなる前は秀才の誉れ高き王子であったのが周囲が大丈夫なのか?と心配するぐらい変わってしまい、恋人のオフィーリアにも冷たく当たるようになってしまった。
そこから悲劇に進んでいくわけですが。
ハムレットの友人ホレイショー役の北村有起哉さん、ローゼンクランツの山口馬木也さん、ギルデスターン役の今拓哉さん登場。
衣装は中世ヨーロッパ風の衣装ではなく着物の感じでマントではなく長いめの羽織の様な衣装をひらひらさせていました。
そのマントで巻き起こす風を感じられるのが舞台の中に作られた客席で演じてらっしゃる方々の熱まで感じられそうです。
有起哉さん「BENT」のときは丸坊主でしたが今は元通りになってました。
このホレイショーが一部始終を見届ける一番重要な役なのかなあと。
出すぎてもいけないし自分の存在もここにいるよと見せなくちゃいけない、難しい役を有起哉さん今回もされたのですね。
國村準さんの亡霊となったハムレット王とクロ―ディアスの二役、クロ―ディアスが一筋縄ではいかない悪い人になりきらないと悲劇にならないので人当たり良さそうなんだけど何か企んでそうに演じられていたのでハムレットとの対決楽しみだわ~~と。
浅野ゆう子さんの妃ガートルードはあんな大きな息子がいるとは思えぬほど若々しい。
それもクロ―ディアスが王を暗殺した原因の一つかもと思いました。
ボローニアスの壌晴彦さんと役者役の村井國夫さんの声の良さにこの方たちが支えているから舞台がより素晴らしくなるのだと。
そして内野さんのハムレット、悩みが多すぎて無理に元気に見せて本当に大丈夫なのかと心配させるようなそうかと思えばコミカルなところも見せたりしてといろんな面を見せてくれます。
気が変になったふりをしていても心を許せるホレイショーといるときだけ本来の自分に戻るときのハムレットは素敵な紳士でオフィーリアでなくてもポ~~~っとなってしまいます。
内野さんが舞台に立っているだけでなんていうかsexyな方だなあと感じました。
上手く言えないのですが内面からハムレットに対する想いという熱い気持ちというものでしょうか、後ろの方の席の私のところにも伝わりました。
そんなハムレットを愛する貫地谷しほりさんの可憐でピュアなオフィーリアがだんだんと壊れていくところが悲しかったです。
父の仇を討つためとはいいながらあまりにもひどい仕打ちです。
あの有名なセリフの「尼寺へ行け!」というのには普通に尼になれというのではなく、オフィーリアを貶める別の意味があったのだそうでそれなら「尼寺へ行け」と言われれば傷つくだろうなあ。
貴族の世界の話なので彼等が何よりも重んじるのは名誉、そのために起こった悲劇だったのではと思いました。
だからすぐ決闘だ~~!戦だ~~!となるのでしょうね。
ハムレットとレアティーズの決闘シーンもありましてこれは素晴らしかったです。^^
舞台が普通の3分の2ぐらいしかない狭いところでの互いに武器を手に取って戦うのですから。
お二人の身体能力の高さ、キレッキレの動きにお~~っ!!ってなりました。
超有名なシェークスピアの悲劇ですからハムレットがどうなるかはそうなるのですが~~。
内野さんのハムレットは最後まで熱い人でした。(気持ちが)
終了してカーテンコールでもうみなさんスタンディングオペで拍手、拍手。
ハムレットとオフィーリアがならんでお辞儀されるところはもう絵のような素敵な二人で。
舞台の終わった後の内野さんはお茶目な方だと知らなくて有起哉さんと二人でお話されていて楽しそうでした。
明日も同じだけれど昨日と違うハムレットが観れるのだろうなあと思うとまた観に行きたくなります。
12時半に開場となって客席に行くと舞台にひな壇のような座席が設置されていました。
あ~~。チケットを買う時に舞台のそばにも座席表があったのを思いだしました。
ものすご~~く近くてこれは気合入れて観なくちゃいけない席だなあと。
舞台の3分の1ぐらいを座席なのでその分舞台は狭いのです。
登場人物が多いので動くの大変そうと思い始まるのを待ちます。
一応松岡和子さんの翻訳ではないのですが原作を読んできました。
父であるハムレット王を実の弟のクロ―ディアスに殺され、妃である母ガートルードはクロ―ディアスと再婚してしまい、亡き父が亡霊となって姿を現し、事実を知って悩めるハムレット。
父ハムレット王が亡くなる前は秀才の誉れ高き王子であったのが周囲が大丈夫なのか?と心配するぐらい変わってしまい、恋人のオフィーリアにも冷たく当たるようになってしまった。
そこから悲劇に進んでいくわけですが。
ハムレットの友人ホレイショー役の北村有起哉さん、ローゼンクランツの山口馬木也さん、ギルデスターン役の今拓哉さん登場。
衣装は中世ヨーロッパ風の衣装ではなく着物の感じでマントではなく長いめの羽織の様な衣装をひらひらさせていました。
そのマントで巻き起こす風を感じられるのが舞台の中に作られた客席で演じてらっしゃる方々の熱まで感じられそうです。
有起哉さん「BENT」のときは丸坊主でしたが今は元通りになってました。
このホレイショーが一部始終を見届ける一番重要な役なのかなあと。
出すぎてもいけないし自分の存在もここにいるよと見せなくちゃいけない、難しい役を有起哉さん今回もされたのですね。
國村準さんの亡霊となったハムレット王とクロ―ディアスの二役、クロ―ディアスが一筋縄ではいかない悪い人になりきらないと悲劇にならないので人当たり良さそうなんだけど何か企んでそうに演じられていたのでハムレットとの対決楽しみだわ~~と。
浅野ゆう子さんの妃ガートルードはあんな大きな息子がいるとは思えぬほど若々しい。
それもクロ―ディアスが王を暗殺した原因の一つかもと思いました。
ボローニアスの壌晴彦さんと役者役の村井國夫さんの声の良さにこの方たちが支えているから舞台がより素晴らしくなるのだと。
そして内野さんのハムレット、悩みが多すぎて無理に元気に見せて本当に大丈夫なのかと心配させるようなそうかと思えばコミカルなところも見せたりしてといろんな面を見せてくれます。
気が変になったふりをしていても心を許せるホレイショーといるときだけ本来の自分に戻るときのハムレットは素敵な紳士でオフィーリアでなくてもポ~~~っとなってしまいます。
内野さんが舞台に立っているだけでなんていうかsexyな方だなあと感じました。
上手く言えないのですが内面からハムレットに対する想いという熱い気持ちというものでしょうか、後ろの方の席の私のところにも伝わりました。
そんなハムレットを愛する貫地谷しほりさんの可憐でピュアなオフィーリアがだんだんと壊れていくところが悲しかったです。
父の仇を討つためとはいいながらあまりにもひどい仕打ちです。
あの有名なセリフの「尼寺へ行け!」というのには普通に尼になれというのではなく、オフィーリアを貶める別の意味があったのだそうでそれなら「尼寺へ行け」と言われれば傷つくだろうなあ。
貴族の世界の話なので彼等が何よりも重んじるのは名誉、そのために起こった悲劇だったのではと思いました。
だからすぐ決闘だ~~!戦だ~~!となるのでしょうね。
ハムレットとレアティーズの決闘シーンもありましてこれは素晴らしかったです。^^
舞台が普通の3分の2ぐらいしかない狭いところでの互いに武器を手に取って戦うのですから。
お二人の身体能力の高さ、キレッキレの動きにお~~っ!!ってなりました。
超有名なシェークスピアの悲劇ですからハムレットがどうなるかはそうなるのですが~~。
内野さんのハムレットは最後まで熱い人でした。(気持ちが)
終了してカーテンコールでもうみなさんスタンディングオペで拍手、拍手。
ハムレットとオフィーリアがならんでお辞儀されるところはもう絵のような素敵な二人で。
舞台の終わった後の内野さんはお茶目な方だと知らなくて有起哉さんと二人でお話されていて楽しそうでした。
明日も同じだけれど昨日と違うハムレットが観れるのだろうなあと思うとまた観に行きたくなります。
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