2019-02-20
ブリヂストンで私に起きたことを振り返ると、あらゆる場面で共通する現象がみえます。
形だけで回っていることによる悲劇です。
障がい者雇用もそうです。ブリヂストンは法定雇用率を満たしていることを声高に誇らしげに宣伝しています。しかし、それは表皮の形だけで、実態はやるべきことが全くなされていないから、障がい者は入社後苦しみ続けます。実際に、澤田CSR推進課長の管轄下で何人も辞めていることを私は知っています。
コンプライアンス窓口もそうです。実態は、相談者の立場には立っていません。組織を守るために存在しています。
ダイバーシティ推進課(本社にある障がい者相談窓口)もそうでした。かれらとのメール履歴を見れば、その実態はよくわかります。
また上っ面で「やってます」アピールだけ声高で形骸化は、ブリヂストン社内にとどまりません。
ハローワークの専門援助部門も、助けてはくれなかった。
就労支援センターも、会社側(澤田CSR推進課長)に言いくるめられて障がい者を守らない。会社に媚び取り込まれ、当該障がい者を2重3重に傷つける。
法律をうけて窓口や機関が筍のように出来ても、そこに配置されている人の質が低く、追いついていません。
そこにいる人は専門家として熟知していて理解深く経験豊富でなければならないのに、そういう人材が置かれていません。これは、専門的な人を窓口に置かないという県の方針によるものです。私はこの方針により、あらゆる場面で被害を被りました。相談してもダメというのは、傷口をさらに深く傷つけられ塩を塗り込まれることです。
心愛ちゃんが虐待により亡くなった野田市の事件もそうでした。仙台市でいじめが原因で母娘が無理心中した事件で、父親が記者会見で言っていました。
「妻は学校や教育委員会に何度も相談したが対応してもらえず、絶望していた。市はいじめ対策の基本方針で被害者に寄り添うとしており、それにのっとって対応してほしかった」と述べ「期待させるようなことを書かないでください」と言っていました。
方針を宣伝するリーフレットには、「期待させるようなこと」が書かれてあるが、実際にはそれはなされない。
これは至る所で同じです。
できないなら、書かないでいただきたい。
中身からっぽなのに、宣伝だけしないでいただきたい。
謳っている内容のことができる人材を配置して欲しい。低質な人材を置かないで欲しい。
材料試験室での猛烈なパワーハラスメントの横行に対し「されている本人たちが気にしてないと言ってるのだから」と澤田CSR推進課長は、竹目さんや狐さんを擁護する形で処理されました。私が多大な苦痛を感じてきた嫌がらせとセクハラは、竹目さんの嘘と建前の言い訳を擁護し、私の訴えは却下されました。
こんなことを言っているブログがありました。病院に行くな 支援センターに行くな 相談窓口に行くな 引きこもれ って。その理由は、上に書いていることと同じです。そこにいる人達の質が、低いからです。
中身がないのに、形だけ取り繕われていると、もともとの悲劇が強化されます。色んな所に相談しても助けてくれないなら、絶望感は深刻化し、死ねと言われているに等しいです。
そのような偽物の「相談窓口」がなくなって、本当の仕事をする人達を置いて欲しいです。
私は小川県知事の方針により多大な迷惑を被りました。窓口には専門職を置いてください。知識も理解も教養も、経験もやる気もない人を置かないで欲しい。そんな人にどんな「支援」ができるというのか。
元被害者女性のすばらしい講演会に書いた女性を私が好きなのは、彼女はそういう実態をよく理解されていらっしゃるからです。形だけで機能していないということを、ご自身の経験でよく知っていらっしゃって、話すことが現実からずれておらずど真ん中で的確です。どんなに低質な状況で回っているか、よくご存知です。上司や社内コンプラに相談したらどうなるか、公的機関に相談したらどうなるか、わかっておられます。すごく頼もしく思い尊敬しています。
いつも、彼女の後を追う気持ちでこれを書いています。
上質な人達がいる機関も、幸運にもありました。そうでない場合が多い中、この出会いは非常に貴重です。彼女たちに話す時の安心感、信頼感は、そうでない人達と話す時と対照的に、はっきりと感じます。残念ですが、こうした人材が配置されている場合を希有な幸運と呼ばねばなりません。