ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

土着民とよそから来た人

2019-07-27 | 日記

私は小さな集落に住んでいて、そこで代々暮らしてきた土着民の子孫です。

父は都会から来た人ですが。

私たち土着民は、長年暮らしのそばにある川や用水路、公園、神社、店などの正式名称を知らないことがあります。

南んお宮さま とか 川ばた とか 墓ん隣とか こん前でけた橋 土井の根 ●●しゃんげ とか言っています。

正式名称など知りません。だから、福岡市の街中などよそからお嫁に来た人達が、

「××川のところ」とか「〇〇橋」などと、正式名称で話され、初めて知るということがままあります。

外から来た人によって初めて教えられるのです。

 

土着民のおばしゃん方も、よそから来た女性達の呼ぶ正式名称に、「そはどこね?」と言って

「ああ、あっこね マチしゃんげん裏んあすこね」と言って理解します。

「あっこは ●●神社ち言うとね 知らじゃった 仰らしか名前ね へへへ」

 

正式な名前は要らなくて、ずっと通じてきました。よそから来た人が都会的なイントネーションで呼びます。

だから土着民にはそれがちんかんしゃんげのことだとわかりません。

 

 


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