知っている人は騙せない 互いの能力を共有する の続き。
その団体に、その分野のことをよく知っている人や他の組織でやっていた人が入るのを、
まともな団体だと喜びます。もちろん未体験者が入って来ても仲間として喜んで迎え入れ
ますが、今まで別の場所で同じ分野に携わっていた人が入ってくるのを歓迎するはずです。
その知識、素養、経験をシェアーできて、その団体をより豊かなものにできるから。
しかし、おかしな団体では、入ってくる人の知識や教養、経験を歓迎しません。
自分がやっていることがおかしいことがばれるからです。
カルト的組織では、他のまともに運営されている状態がどんなものかを知らない人達を
信奉者にして従えて教祖様が君臨しています。無知を利用しているのです。
あるカルト教祖的な人は、その分野で自分が何様かをわからせようとして勲章(その分野でだけ
通じる勲章。同じ思想をもたない圧倒的多数の人達にとっては勲章でもなんでもない。)を
執拗に見せつけてきました。「私が誰だか わかる?」 「まだわかってない」
と、わからせようと躍起になる。 uttousiidesu.
何も知らない人は、「すごい人なんだ」とまんまと引っかかり信奉者になっています。
でもその分野の知識や素養、経験がある人や、その分野に素人でも人を見る目を持ってる人だと、
まずそういう「この私が誰かをわからせる」行動をすること自体をおかしいとわかります。
本当にすごい人って、そういう事しないから…
その人は、その分野における著名人や政治家やこれからそうなりそうな人と自分が往年の
同志だとか戦友とか大親友だとか盛って吹いていました。でもそれは虚言で、実際には
相手から全然そう思われていないばかりか、敬遠され距離を置かれていたりします。
その自己愛的な性格をまだわかっていなかった頃、その人が私にその分野で重鎮となって
いるKさん(私も尊敬しています)の名前を出して往年の同志だと言ったので、
「私の家族もKさんに共感して本をたくさん持っていて、彼女を呼んで一緒に勉強会を
したりしていましたよ*^^*」と言ったんです。その時にはその人の驚くべき思考回路を
全くわかっておらず、無邪気にそう返したんです。私の家族もKさんと同じ職業で、
その考えに深く共感していました。「本当?仲間だね!」「縁があったのね」って
喜ぶと思って。するとその人は、嫌な顔をしたんです。「あれ…?」 なんかダメだった…?
そういう意味不明な謎反応が、カルト教祖とのやりとりではとても多かったんです。知らない人
だけ大歓迎で、知ってる人に対して急に不機嫌になり、口ごもり出し、やがて攻撃に出る人でした。
「心を縛るな」「誰にも心は縛れない」と言って権力と闘ったはずなのに、自分は人に
絶え間ない賞賛を向けさせないといけなくて人の心を思い通りに操作・支配しないと気が済まない
その不整合は、本当に意味がわかりません。
これも思い出す…。喫茶店でバイトしていた時、カウンターで60歳くらいのおじちゃんが
私の郷を訊いたので答えると、彼は、自分もだ、高校は〇〇高校、大学は〇〇大学だと言いました。
父と同じだったので、私はそう言いました。すると急に狼狽して、さっきまでの勢いが失せました。
父は法学部でした、おじちゃんは何学部?と言うと、「心理学部」と言いました。
そんな学部、あるのかなぁ。その時は、私は彼に何も先入観なく会話をしたのですが、後で
「あの人は自分の願望を、現実であるかのように言わはる。あの人の言うことは9割嘘やからね。
虚言癖よ。それを満たす為に通てはるの」と店主の妻(ママ)に言われました。
話を戻すと、自分が誰と繋がっているかを盛って(虚言)自慢して自分を格上げすることって
卑小で見苦しいと思います。「俺は暴走族の鬼龍会の元総長と幼馴染みで、あいつは昔から
俺の言うことは聞くんよね」とか大人になっても吹かす人とレベル変わらない気がします…。
「○○さんを知らずして××運動を語るな」とか当てこすって、自分が○○さんと懇意(脳内設定)
なのを誇示し、「お前は蚊帳の外だ、素人だ」とマウントをとったり。
すごく権威主義だしださいです。○○さんを知らなくても、他に素晴らしい人に出会って来て、
知ってます。伝説の人は、色んな所に点在しています。
各分野の著名人は色々いて、私の知人も、自転車レースで世界制覇を何度もした人でしたが
そのことを私に知らせようとは一度もしなかったから、新聞を読んで知ったんです。
執拗に「この私が誰か、わからせる」行動をされると却って軽蔑します。
本当にすごい人は、そういうことをしません。それが最高にcoolだと思います。
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