オイストラフとレフ・オボーリンの'Kreutzer'は、お気に入りのCDの1つです。
これを聴くとある情景が浮かびます。そのことは誰にも言ったことがなく自分の中で思っていました。
このCDを聴いた友人が、私と同じことを言ったんです。2009年秋駒場でのことでした。
金色の稲穂が見えるって。
私はとても驚いて、自分もまさにそれが見えていたと言いました。 Harvest
こんなことがあるんですね。友人と私は、性質も特技も逆ぐらい違う者同士なのですが。
アルフレッド・ブレンデルも好きなのですが、オボーリンやブレンデルの演奏を聴いていたら
その頃あって今失われたものを感じます。昔あって今ないものが、かれらの演奏から伝わってきます。
(現代テクノロジーの産物のブログで言うのもあれですが)
ブレンデルの「鱒」が好きです。